「鎌倉殿の13人」小栗旬が源義経役・菅田将暉の魅力語る「今までと違う存在感。底知れない人」

主演の小栗旬

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)に主演する小栗旬(39)が22日、オンライン取材会を行った。5月8日放送の第18回で描かれるヤマ場の1つ「壇ノ浦の戦い」を控え、今後の見どころ、源義経役で躍動する菅田将暉(29)の魅力を語った。

小栗演じる北条義時が、権力争いにもまれながら武士の頂点に上り詰める物語。まもなく源氏と平氏の”最終決戦”となる壇ノ浦の戦いが描かれ、小栗は「元々これを目標に動いてきた物語。これを経た後に何が残っているのか、注目してもらいたい」と話す。大河の主人公としては珍しく、源頼朝ら周囲に翻弄(ほんろう)されるキャラクターだが「それすらも三谷さんの脚本の魅力。義時は自ら進み出て、ああするこうするというタイプではない。僕としては面白い」と笑みを浮かべた。

第15回「足固めの儀式」では、佐藤浩市演じる御家人の上総広常が頼朝の謀略により命を落とした。今後義時自身もシビアな一面を身につけていくが、演じる立場としては「正直言ったらしんどいです」と本音も。「誰かの首をはねなきゃいけなかったり、誰かを落としたり。(気持ちは)しんどくなっているけど、ありがたいことに現場は楽しく撮影している」と語った。

「壇ノ浦の戦い」では、菅田演じる義経に大きなスポットが当たる。血走った目で義経を演じる菅田のすごみを「今までとまた違う存在感とアプローチだなと見ていた。底知れない人」と表現。「現場で悩むそぶりを見せる人じゃない。いつどのタイミングでお芝居のことを考えているんだろうと思う」と感心した様子で語った。菅田とは共演多数だが「大河じゃないとあり得ないけど、これだけ共演してきて初めて菅田の方が年上」とも話し、笑った。

大河ドラマそのものの魅力も語り「現場で『いろんな人がいろんな役でやる大河ドラマって、面白いよね』という話になった。三谷さんから脚本をもらっても僕じゃなければこの義時にならないし、違う人が演じたら絶対に違う義時になる。大泉洋さんが演じていなければ、絶対にあの頼朝にならない。俳優の持つ何かしらは、役を通して出ていくものだと思う」と語った。