ディーン・フジオカ「パンドラの果実」初回8・3%科学犯罪対策室が設立され小比類巻が室長に

ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」に出演するディーン・フジオカ(前列中央)ら(2022年4月撮影)

俳優ディーン・フジオカ(41)主演の日本テレビ系連続ドラマ「パンドラの果実 科学犯罪捜査ファイル」(土曜午後10時)の第1話が23日、放送され、世帯平均視聴率が8・3%(関東地区、速報値)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・5%だった。

同作は最愛の妻を亡くしたディーン演じる警察官僚の小比類巻祐一と、科学界を離れた岸井ゆきの演じる天才科学者、最上有紀子らが科学犯罪対策室のメンバーとして最先端科学にまつわる事件を捜査し、解き明かしていく物語。

第1話では、警察庁内に新部署となる「科学犯罪対策室」が誕生。この部署を設立し、室長となったのは警視正の小比類巻(ディーン・フジオカ)。私生活では5年前に妻の亜美(本仮屋ユイカ)を亡くした後、シングルファザーとして娘の星来(鈴木凜子)を育てている。

頭脳明晰(めいせき)で、科学への造詣が深い小比類巻が、メンバーに指名したのは、なぜか科学に疎い、元捜査一課のベテラン刑事の警部・長谷部(ユースケ・サンタマリア)。自分が呼ばれた理由に釈然としない長谷部だったが、小比類巻は「私が必要だと思ったからです」と言うだけで意に介さない。

そんな中「最初の事件」が発生する。科学犯罪対策室が扱う最初の案件は、最先端のロボット開発を手掛ける神楽テクノロジーのCEO・安井が遺体で発見された事件。安井は、社内でロボットの動作確認を行うシミュレーションルームという密閉された空間で、意図的に「呼吸困難」にさせられ、殺害されていた…!