常田大希、戦争描写あった制作中のMV公開を中止「アーティストとしての自分の力不足でした」

常田大希(2022年1月撮影)

King Gnuやmillennium paradeなどを率いる常田大希(30)が23日、インスタグラムを更新。制作していたmillennium paradeのミュージックビデオに戦争描写があったことで、同MVの公開を中止したことを報告した。

millennium paradeはNetflixで配信開始されたアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」シーズン2の主題歌およびエンディング曲を担当。常田が主宰するクリエーティブレーベルPERIMETRONが手掛けた同アニメのオープニング映像も公開された。

常田はインスタグラムのストーリーズ、同OP映像が公開されたことを告知するとともに、「今回我々はmillennium paradeの世界観の続編のMV映像を製作している中で、ストーリー的に戦争描写があったのですが(あくまでフィクションの話)現実に起こってしまった恐るべき世界情勢的にフィクションだろうと今そのような映像を公開すべきではないという総合的な判断のもとMV公開も中止となりました ですので今回楽曲のMVはございません」と報告した。

「我々はどういうスタンスをもって、何を伝えていくべきなのか作り手として深く考えさせられる機会となりました」と常田。「あらゆる意味で悲しいけど こればっかりはどうしようもねえ 悔し」と吐露しつつ、「アーティストとしての自分の力不足でした」と反省。スタッフらに「手伝ってくれてありがとう 素晴らしい絵コンテだった」と感謝し、「いつか皆様に何かしらの形で見て頂けるよう意志は持ち続けようと思う」とした。