演歌歌手中西りえ(35)が4日、故郷・三重県伊勢市のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢で、デビュー10周年記念コンサートを行った。
地元後援会が主催しで、伊勢市の鈴木健一市長が激励に駆けつけるなど、市全体が一丸となって“伊勢の歌姫”を応援している。
「こんにちは~。そしてただいま~。三重県伊勢市出身の中西りえです。皆さまのおかげで迎えることのできた10周年です。今日はこうやってライブができてうれしいです」。
感謝の言葉とともに、12年発売のデビュー曲「北海男節」でスタート。その後は10年の足跡をたどるように発売順を追ってオリジナル曲の歌唱を続けた。「多くの人との出会いに恵まれた10年でした。本当に感謝しかありません」。
師匠の作曲家桜田誠一さん(享年76)がデビュー2週間前の12年3月に死去。中西は桜田さんの最後の弟子となった。この日終盤には、桜田さんが作曲し、北島三郎が歌唱したヒット曲「北の漁場」を熱唱。「天国の先生に届くように歌います。先生、聞いてください」と呼び掛けた。
2時間超のステージを締めくくる最後の曲は先月発売の新曲「アイツなんて feat.ユッコ・ミラー」。同郷のサックス奏者ユッコのサウンドに乗りながらギターにも挑戦。笑顔で自慢の声とギターを会場に響かせた。
友人の水城なつみが花束を持って登場するサプライズもあり、ファンにとっても中西にとっても忘れられないメモリアルなステージになった。