俳優松坂桃李(33)が12日、都内で、映画「流浪の月」(李相日監督)ティーチインイベントに出席。同作の熱狂的なファンからの質問に答えた。
観客からの質疑応答コーナーで、「原作を読んだ感想」について聞かれた松坂は「原作を経て、純粋に脚本を読んだとき、文字では伝わるけど自分の言葉で言い表すことが出来ない感情に『まずったな』と思うところはあった」と当時の心境を明かした。また、ラストの全てを打ち明けるシーンに悩んだといい「これを自分でどのように演じれば良いんだろうと、ものすごく読み終わってから悩みました」。
同作へ向けて半年前から体作りにも励んだと明かし、「そのシーンを出し切るために、前半シーンも準備期間も日々向き合ってきて、撮影を重ねるうちに『いつ(そのシーンが)来てもいいな』っていう感じで、それは役者人生で初めての感覚でした」と明かした。
質疑応答コーナーでMCとして同席した、李相日監督は「松坂桃李君の到達点だと思います。次の到達点が楽しみです」と絶賛し、「松坂桃李でしかできなかったと思いませんか?」と観客へ伝えると、会場からは拍手が湧き上がった。
同作は松坂と広瀬すず(23)のダブル主演。原作は本屋大賞を受賞した凪良ゆう氏の同名小説。