マツコの脳内を徹底分析、IQ148超の脳科学者・中野信子氏「データがほしい」

日本テレビ系「マツコ会議」に出演する脳科学者の中野信子氏(右)

IQ148以上の脳科学者がマツコの脳を徹底分析する。18日放送の日本テレビ系「マツコ会議」(土曜午後11時)は、脳科学者の中野信子氏をゲストに招く。これまでに数々の書籍で脳の仕組みを紹介し、著書の累計発行部数は約350万部にも及ぶ。脳に情熱をささげる中野氏が、マツコの脳に迫る。

幼い頃から、周囲に変な性格だと言われていたという中野氏は、その原因は脳にあるのではないかと考え、中学生にして脳科学者を目指すことを決意した。

のちに東大に進み、大学院では脳神経医学を専攻して、脳の研究に没頭。そして、自分の脳を調べてみたところ、「“意外と普通じゃん”と思いました」と振り返る。現在も脳への興味は尽きることがなく、脳波を測定しながら瞑想(めいそう)するイベントや来場者の脳波を測定するイベントを開催したり、森山未來のコンテンポラリーダンスと脳波を融合させた現代アートを手がけたりと、次々と新しいことにチャレンジしている。

さらに、新たに芸術学の博士号を取得しようと東京芸術大学に在学中だ。そんな中野の趣味はピアノ演奏。脳のリフレッシュを図る目的もあるという。脳への探究心が絶えない中野は、数年前からマツコの脳にも関心を持っていた。「脳の中で特定の領域が発達していて、人より厚いとか。マツコさんの脳を測定してデータが欲しい」と語る。

それに対してマツコは、「いやいや、普通ですって」と言うが、今回番組内で、マツコに脳波を測定できる装置をつけてもらうことになる。