ドラマ「六本木クラス」初回は今後の物語の「鍵」続々、早くも怒濤の展開に 7日スタート

「六本木クラス」より(C)Kwang jin/tv asahi

テレビ朝日系木曜ドラマ「六本木クラス」(午後9時)の放送が7日、スタートする。

絶望のふちに立たされた青年が復讐(ふくしゅう)を誓い、仲間とともに巨大企業に立ち向かっていく姿を描いた韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日韓共同プロジェクトとしてテレビ朝日がリメーク。同局のお膝元である東京・六本木を舞台に、ドラマ化される。

作品は竹内涼真演じる宮部新の高校時代からスタート。父の仕事の都合で転校した先で、新の運命を大きく狂わせていくことになる長屋ホールディングスの会長・長屋茂(香川照之)とその長男・龍河(早乙女太一)と出会う。初対面のシーンでは、

「それが信念で、父の教えなので」宮部新

「土下座をして、謝りなさい」長屋茂

と緊迫感あふれる場面が描かれる。

また

「好きになったらダメだからね」楠木優香(新木優子)

「…めんどくさい、全部」麻宮葵(平手友梨奈)

とダブルヒロインは気になる言葉を口にする。

今後のストーリーの「鍵」となっていくシーンが次々描かれ、初回から怒濤(どとう)の展開が待ち受けるという。

初回は10分拡大スペシャル。

 

<第1話>

2006年秋。父子家庭で育った高校生の宮部新(竹内涼真)は、父・信二(光石研)の教え「信念を持って生きろ」を胸に、警察官になることを夢見ながら暮らしていた。ある日、信二の栄転に伴い、新は転校することに。

迎えた転校初日。突然、教室で事件が発生。クラスメートの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河に執拗(しつよう)ないじめを受けるのだが、生徒だけでなく先生までも見て見ぬふり。実は、龍河は新の父が勤める巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂の長男で、学校にも莫大(ばくだい)な寄付をしている父の権力を振りかざし傍若無人に振る舞っていた。居ても立ってもいられなくなった新は、龍河の顔を殴ってしまう。

連絡を受けて学校にやって来た茂、そして信二を前に、校長先生は新を退学処分にすると告げるが、茂は新が土下座をして謝れば許すと言い出す。しかし、父の教えを大切にする新は信念を貫き、「龍河に謝ることはできない」と土下座を拒否。信二はそんな新を誇らしいと言い、自らの退職も申し出て、新は退学することに。父を巻き込んでしまったことに申し訳なさを感じる新に、信二は「これからも信念を貫け」と優しく心強い言葉をかけるが…。