女優司葉子(87)上白石萌音(24)が9日、東京・京橋の国立映画アーカイブで、特集上映「東宝の90年 モダンと革新の映画史」のトークショーに出席した。
特集上映では、司の主演映画「その場所に女ありて」(62年)が上映される。司は「私の映画を上映していただけて光栄です」と話し、当時を振り返った。
司は、広告代理店の会社員役について、大人の役を演じる節目だったとし「ライバルの役は宝田明さん。私はやり手の女性。たばこを吸う、お酒を飲む…。いきなり大人の役になりました。たばこも練習しました。映ったのを見たらすごい上手で、いい感じでした」と話した。
上白石は同作について「今見ても新しいところがありますよね。普遍性があって、何をされても品にあふれていて、ほれぼれしました。私もかっこよくたばこを吸える女優になりたい。必要があれば練習します」とした。
長く女優を続けるひけつを聞かれ、司は「映画を成功させなきゃいけないというスタッフが、いろんなことを教えてくれました。『外に出るときは一張羅を着なさい』と言われました。撮影所の中では何を着ててもいいけど、外に出るときは一張羅を、と言われました」と語り「今日は”二一張羅”くらいですけど」と笑わせた。上白石は「今日、すぐに服買います」と応じていた。
写真撮影では、司が手のひらタッチ、握手の手を差し出し、上白石が感激しきりだった。
上白石は新型コロナ感染の療養から7日に復帰。この日復帰後初の公の場となった。