“トラック野郎の女神”八代亜紀、純烈主演映画で45年ぶり“女トラッカー”役「楽しく出来た」

映画「スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免」に女トラッカー役で出演する八代亜紀

歌手八代亜紀(71)が、4人組男性歌謡グループ「純烈」の主演映画「スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免」(佛田洋監督、9月1日公開)に、派手な装飾をした大型トラック(通称デコトラ)を運転する“女トラッカー”役で出演することが14日、分かった。銀幕で同役を演じるのは45年ぶり。映画出演は95年公開の「極道の妻たち 赫い絆」以来、27年ぶりとなる。

八代は菅原文太さん主演の映画「トラック野郎シリーズ」の5作目「トラック野郎 度胸一番星」(77年公開)でもダンプ運転手役を演じた。当時の八代は“トラック野郎の女神”と呼ばれ、長距離を走る男性運転手に絶大な人気を誇っていた。

45年ぶりのトラッカー役に、八代は「現場で純烈の皆さまが明るい雰囲気を作ってくださり、とても楽しく撮影が出来ました」と撮影を振り返った。そして「『トラック野郎 度胸一番星』の時と同じく、女性トラッカー役を演じました。物語の重要なカギを握る役どころでしたが、今でもうまく演じられたのか不安です(笑い)」と「あまり得意ではない」と謙遜する演技について語った。続けて、45年前と同じくデコトラ団体の「全国哥麿会」のメンバーが撮影協力をしてくれたことに「昔のトラック野郎の撮影を思い出しました」と感謝した。

正義のヒーロー、純烈ジャー(純烈)が温泉施設の平和を乱す悪と戦い、憩いの場を守るストーリー。昨年9月公開の「スーパー戦闘 純烈ジャー」では小林幸子(68)が巨大化するラスボス役で登場して話題を呼んだ。

純烈は紅白歌合戦に4回出場。恐れ多くも!? 自分たちの主演映画に紅白33回出場の小林に続いて、今回も23回出場の八代を出演させた。リーダー酒井一圭(47)は「演歌歌謡曲の大先輩をキャスティングし、純烈ジャーで無茶苦茶して頂くのが私の使命となりつつあります。誰か!私を止めてください!(笑い)」とジョーク交じりにコメントしている。