5月に次世代お笑いスター発掘コンテスト「ツギクル芸人グランプリ 2022」で優勝したお笑いコンビ、ストレッチーズが18日、東京・下北沢の北沢タウンホールで初の単独ライブ「ヘマル」を開いた。
開演前にボケの福島敏貴(30)とツッコミの高木貫太(30)が取材に応じた。チケットが発売と同時に完売の人気に福島は「300人の前で漫才が出来るのがうれしい。M-1でやろうと思っているネタをやるので楽しみです」。高木は「プレッシャーがありましたが、自信のあるネタをそろえられました」と話した。
2人が優勝する10日前に61歳で亡くなった、所属事務所の先輩だったダチョウ倶楽部の上島竜兵さんには、ひときわかわいがられた。福島は「5、6年前の新ネタライブで100人も入らないような会場にまで来てくれました。今日は客席に先輩がいると思ってやります。もう、今は下北沢に来てると思います。カレー、いやハンバーグを食べていると思います」と笑った。高木は「上島さんは、本当に小規模のライブでも見てくださって具体的なアドバイスをくれた。『最高のネタだったよ』と言ってもらえるように頑張ります」と話した。
優勝から2カ月で、さまざまなテレビ、ラジオに出演した。福島は「出演した番組は全てチェックしました。本当に売れたら、チェックできなくなる。まだ、売れてないことですね」とさらなる高みを目指した。
2人は埼玉の進学校・浦和高から慶大に進んだ同級生。今回のライブの「ヘマル」は浦和高時代に交換留学生としてイギリスからやって来たヘマル君から取った。福島は「あまり話したことはなかったんだけど、イギリスまで笑いが届けばいいなと思ってつけました」と笑った。
慶大時代の12年に「大学生M-1グランプリ」優勝。慶大を卒業した14年にプロになった。8年間の下積みを高木は「いろいろなものを諦めてきた8年間。同期や後輩が売れていく姿を見てきたけど、自分たちには漫才しかないと思ってやってきました。ずっとネタをやり続けていきたい。M-1に優勝して、最終的には学生を応援するバラエティーのMCをやってみたい」。福島は「次の目標は、まずM-1優勝。一生漫才をやり続けて、おじいちゃんになったら『お風呂で日本酒を飲むテレビ』をやりたい」と話した。