円楽8・11高座復帰「短い落語から」所属事務所発表、現在は「杖なし歩行が困難で車いす利用」

三遊亭円楽(2018年7月撮影)

今年1月に脳梗塞を発症し入院していた落語家三遊亭円楽(72)の所属事務所は19日、高座復帰の日程が8月11日になることをホームページ(HP)で発表した。

円楽は5月20日に退院、帰宅して静養していた。所属事務所のオフィスまめかなは、代表取締役の植野佳奈氏の名前でHPを更新。「今後は笑点へのVTR出演、ラジオ出演、紙媒体への出演等から始め、ゆくゆくは遠方への移動や本格的な高座復帰を目指して参りたいと思います」と、本格的に仕事を再開することを報告。

「高座復帰の第一弾は8月11日から始まります、国立演芸場の8月中席公演です。復帰と申しましても、満を持しての長講一席とはならず、短時間のよもやま話やごく短い落語から、少しずつならして参ります」と今後の復帰プロセスを説明した。

その上で「お客様におかれましては、どうか『リハビリを見てるんじゃねえ』とお怒りになりませんよう何卒ご容赦賜りたく存じます」と続けた。

現在の様子についても文書につづった。「杖なしの歩行が困難なため通常は車いすを利用し、左腕は亜脱臼と麻酔によって現在も動かない状況ですので、回復を目指して日々リハビリに励んでおります」とし、「本人は、『人様の情けが身に沁みる』と柄にもない(?)発言をいたしておりますが、本当に街でも仕事場でも、多くの皆さまにお力添えを頂いている毎日です」と感謝した。

HPは秋以降の復帰日程にも言及。「秋以降の落語会などには、短時間の出演が許される公演、弊社主催公演など、いくつかの出演が決定しております」とし「それ以外の、長距離移動を伴い・円楽が出演者の中心(トリ、独演など)の催事であり・今秋に一定期間の一般告知が必要な公演につきましては、出演を見送らせていただきます」と説明した。

文書の最後には落語会が明るい世の中の癒やしとなることを希望する言葉が添えられた。

「落語会のトリをとれるまでには、まだしばらく時間が必要ですが、リハビリを含め、あせらず日々を過ごして参ります。物騒で不安な世情の中、どうか落語が、円楽の復帰が、ほんのわずかでも、皆さまの心の癒やしや笑顔につながりになりますように、願ってやみません」