吉沢亮が10月期のフジ月9主演 20代で大河と両主演達成、福山雅治らレジェンドに並んだ

映画「キングダム2」初日舞台あいさつを行った吉沢亮(撮影・中島郁夫)

俳優吉沢亮(28)が、10月期のフジテレビ系連続ドラマ「PICU(ピーアイシーユー) 小児集中治療室(仮)」(月曜午後9時)に主演することが26日、分かった。

吉沢のドラマ出演は、昨年主演したNHK大河「青天を衝け」以来9カ月ぶり。20代でフジテレビの看板連続ドラマ枠“月9”とNHK大河ドラマ主演を達成。中井貴一(60)福山雅治(53)綾瀬はるか(37)ら日本のドラマ史を彩るレジェンドたちと肩を並べる。

月9初出演で初主演については「個人的に子供の頃から“野球と言えばイチロー、ドラマと言えば月9”ってくらいお馴染(なじ)み感があるものだと勝手に思ってましたので、その主演をやらせていただけるっていうのは、もう『ありがとうございます。よろしくお願いします』です」と、初々しく意欲をみせている。

PICUはPediatric Intensive Care Unitの略で小児専門の集中治療室。15歳以下の子供を対象に、高度かつ集中した治療を行う“子供のためのICU”だ。

吉沢が演じるのは北海道で生まれ育った、27歳の駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう)。幼いころに父親を亡くし、母親に女手ひとつで育てられ2人暮らし。母親思いで、料理上手、家事全般をそつなくこなす。実家から通える条件の病院に勤めたが、新設されるPICUに異動を命じられる。

志子田は異動先のPICUで、日本各地でPICUの整備を進めてきた小児集中治療のパイオニア植野元と出会う。「日本一広大な北海道の自然を相手に、医療用ジェット機を運用した日本屈指のPICUを作る」という大仕事を成し遂げるために東京から来た植野とともに、志子田は奮闘する。だが、立ち上げたばかりのPICUは人材不足で急患を受け入れられる状態ではなかった。

酷な現実に直面するメディカル・ヒューマンドラマ主演に吉沢は「命とどう向き合うか。人の死から何を学ぶのか。そんなシンプルでありとても深い、普遍的なテーマになんの小細工もなく真っ正面から向き合う作品になると思います。人の命を救うのは神様でもスーパーマンでもない。救う側の人間としての未熟さ、葛藤などを丁寧に描ければ」と話している。

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▽金城綾香プロデュ-サー 不勉強でPICUという存在を知りませんでしたし、お話を伺えば伺うほど、ドラマとして描きたいという思いが強くなっていきました。そして、その仕事に新鮮な気持ちで取り組んでいく若き医師は、吉沢亮さんに演じていただきたいと強く思いました。吉沢さんの眼差(まなざ)しは力強く、そして堪(こら)えるような繊細なお芝居は稀有(けう)なものだと思います。本作において、主人公を演じて頂けるのは吉沢さんをおいて他にいないと思いましたし、制作陣は吉沢さんをイメージして志子田武四郎を作り上げました。小さな命の灯火(ともしび)をどうにか絶やさないように人生を懸けて力を尽くされている先生方の姿を通して、生活の温かさや命の大切さを少しでも表現していきたいと思います。