声優初挑戦の鈴鹿央士「踏み入れていい世界なのかなと。2日間だけだったけど尊くて楽しい世界」

アニメ映画「夏へのトンネル、さよならの出口」の完成披露試写会舞台あいさつに出席した飯豊まりえ(左)と鈴鹿央士

俳優鈴鹿央士(22)と女優飯豊まりえ(24)が27日、都内で行われたアニメ映画「夏へのトンネル、さよならの出口」(田口智久監督、9月9日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに出席した。

鈴鹿は田舎町に住む心に葛藤をかかえた高校2年の塔野カオル。飯豊は東京から来た容姿端麗、頭脳明晰(めいせき)な転校生でクラスの中で浮いた存在となる花城あんずを演じた。。2人は入ると願いがかなうという「ウラシマトンネル」の存在を知り、共闘して探索する。

声優初挑戦の鈴鹿は「踏み入れていい世界なのかなと思っていました。2日間だけだったけど、尊くて楽しい世界でした。人生の中で、初めて向き合うものとかを大切にして行きたいと思っているので、この作品で塔野カオルという役に向き合えたことを大切にしたい。作画がきれいで、声を録っていた時のモノクロの絵が、こんなにきれいな世界になったんだと思いました」と笑顔を見せた。

飯豊は「オーディションで、この役をいただいたんですけど、強く印象に残っている。周りの登場人物はプロの声優さんなので、浮いてしまっているかと思ったけど、鈴鹿さんと2人で演じられたのが大きかった。難しくもあり、楽しい作業でした」と振り返った。

若さ故の甘酸っぱい恋模様の世界に、飯豊は「経験はないんですけど、キュンとしました。すてきな世界でした」と笑顔を見せた。

題名にちなんで「夏の思い出」を聞かれると、鈴鹿は「母方の祖母の家が海に近いんですけど、港から打ち上げられる花火を寝そべって見た思い出があります」。飯豊は「夏祭りに浴衣を着て、小さいお祭りに行って、私は盆踊りを率先して踊るタイプだった。地元の千葉音頭を盆踊りの代表曲だと思っていたんですが、地域限定で東京の人や地方の人は知らなかったんです。あの『やっさ、ほっさ』を復活させたいですね」と話した。

願いがかなうというウラシマトンネルにちなんで、手に入れたいものを聞かれると、飯豊は「父とはいろいろな場所に遊びに行った思い出があるんですけど、母とは水族館に行ったことしか記憶に残っていない。その時に買ってもらったイルカの風鈴が、今はどこにあるか分からないので、思い出とともに取り戻したい」。

鈴鹿は「父親が車の整備士で、フルカスタムの車に乗っていたんです。今はまだ、車を持っていないんですけど、人生初の車はフルカスタムだったらいいなと思います」と話した。