「ミス・サイゴン」通算1500回「これからも皆様の愛で長く続きますよう」市村正親は870回出演

ミュージカル「ミス・サイゴン」上演1500回記念カーテンコールで感謝を述べる市村正親

日本初演30周年を迎えたミュージカル「ミス・サイゴン」(帝国劇場)が21日、通算上演1500回を達成し、特別カーテンコールが行われた。

92年の初演以来エンジニア役を演じる市村正親(73)は通算出演回数870回を達成し、30本の赤いバラの花束を持って登場した。リボンに書かれた文字を読み上げて「通算上演回数1500回! 日本初演30周年記念公演! 市村正親主演回数870回!」と語ると、大きな拍手が送られた。

ほかのキャストは一輪のバラを手にしており、市村は「なぜ僕だけバラの数が多いかというと、870本あるんですね。まだ今年初めの人は1本ですけど」。また「1500回、30年、まさに奇跡です。奇跡を起こしてくれたのは多くのスタッフ、大勢のキャストの力だと思っています」と語った。

特にアンサンブルキャストに感謝を示し「あなた方がいるから『ミス・サイゴン』は成立しているんです。ありがとうございます!」。大きな拍手を受けると「いいね! ぐんぐんくるね!」と感激し「えらいのはアンサンブルだけではありません。私も30年。まさか30年やるとは思っていませんでしたよ。30年間やれたというのも日頃の私の努力のたまものだなと思っています」と話した。

また「この『ミス・サイゴン』30周年を越えて、35年、40年、45年、50年。やりたいなあ」と語ると、さらに大きな拍手を集めた。「足腰を鍛えて少しでも皆さんの前にエンジニアとしてまた登場できたらいいなと思っています。これからも皆様の愛で『ミス・サイゴン』が長く長く続きますよう、心よりお頼み申し上げます!」とした。

その後、市村の音頭で全員で「アメリカン・ドリーム」を歌唱。「さあこれがおれのアメリカ」という歌詞を「さあ今日は1500回!」に替えて歌い、客席を沸かせた。