永野芽郁(22)が23日、東京・イイノホールで行われた主演映画「マイ・ブロークン・マリコ」(タナダユキ監督、9月30日公開)完成報告試写会の檀上で感極まって涙した。
プライベートで親交が深く、劇中でも親友同士を演じた、奈緒(27)の前で「すごく私自身が、こうやって自信を持って、見て欲しいって言える作品が…」と言うと、声を詰まらせた。その上で「…出来たことを誇りに思いますし、それを皆さんが、きっと感じてくれると思います。今日、ここに足を運んでくださった皆さんが、帰る時には、きっと肩の荷が下りたような気持ちになる作品が出来たと思います。はぁ…じっくり見て下さい」と言い、また涙した。
永野と奈緒は18年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」以来、4年ぶりの共演となるが、プライベートでも親友で飲みに行くなど親交が深い。永野が舞台あいさつの冒頭で「本当に、本当にうれしい。みんなで全身全霊で作ったので、本当にうれしい」と言えば、奈緒も「大好きな映画が届くこと、完成を報告できたのがうれしい。皆さんの見たことがない、永野芽郁ちゃんが、ここにいます」と言いながら、左手で左目を拭った。
「マイ・ブロークン・マリコ」は、平庫ワカ氏のコミックを映画化した。鬱屈(うっくつ)した日々を送るOLシイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために、何かできることはないかと考え、マリコの魂を救うために遺骨を奪うことを決心する。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れて行く!」。マリコの実家から遺骨を強奪、逃走すると、抱いて2人で旅に出る物語。
奈緒は試写を見た当時を振り返り「私は序盤で泣いてしまって、はなをすする音で芽郁ちゃんに迷惑をかけた」と永野を見詰めた。一方、永野も「(奈緒は)大分、序盤から泣かれていまして…泣いちゃいけないと、ずっとこらえていて。ようやく終わった、明るくなったと思ったら、奈緒ちゃんの顔がビショビショ。メイク、きれいにしていたのに落ちちゃった。奈緒ちゃんも作品にささげていたのを見ていたので、救われたと思い…。泣いて(試写室の)みんな引いていたよね」と笑った。