今井美樹「タエ子ちゃんが引っ張ってくれたんだ」紅花つながりの映画でナレーション

紅花の花束を抱え映画「紅花の守人」初日舞台あいさつを行う今井美樹(撮影・中島郁夫)

歌手で女優の今井美樹(59)が3日、東京・ポレポレ東中野で、ナレーションを務めた映画「紅花の守人 いのちを染める」(佐藤広一監督)初日舞台あいさつに出席し、同作への感謝の気持ちを明かした。

山形の紅花農家を舞台に描かれた、91年に公開された映画「おもひでぽろぽろ」(高畑勲監督)で主人公・タエ子の声優を務めた今井が再び紅花にまつわる映画でナレーションを担当。

今井は「コロナ禍、ロンドンのロックダウンで日本との行き来もできないときに、お話を聞いて『どうして私を思い付いてくれたんだろう』と。タエ子ちゃんが引っ張ってくれたんだ」と不思議な縁に感謝した。

佐藤監督は「『おもひでぽろぽろ』の印象が強くて、公開された31年前、僕は中学2年生だったんですけどナレーターは今井さんしかいないと、手紙を書きました」と猛アプローチを明かした。

現在ロンドン在住の今井はナレーションの録音も自宅で収録。「アマゾンでマイクを買って、即席でやりました」。その上で「この映画が少しずつでも、たくさんの愛を届けられるように、伝わっていくことを願っています」とアピールした。

紅花農家で同作にも出演した長瀬正美さんも出席。

同作は利便性から遠く離れた紅花文化を守り継ぐ人々の姿を4年の歳月をかけて記録。あやしき紅に魅せられた、紅花の守り人たちが織りなす奇跡の物語。