エリザベス女王が8日に96歳で死去したことを受け、孫のウィリアム皇太子(40)が10日、「世界は並外れた指導者を、私は祖母を失った」と追悼メッセージを発表した。
不仲が伝えられている弟のヘンリー王子夫妻と女王が暮らしたウィンザー城外に集まった人々の前にサプライズ登場して世界を驚かせたウィリアム皇太子はこの日、孫としての思い出を交えながら「おばあちゃん」と女王を呼び、感謝の気持ちを述べた。
「木曜日に、世界は国と領域、英連邦に対して絶対の献身をささげた並外れた指導者を失いました。女王の歴史的な治世の意味について、これから多くのことが語られるでしょう」とツイッターに追悼文を投稿。続けて「私は祖母を失いましたが、祖母を失ったことを悲しむと同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。私は40代になるまで、女王の知恵と与えてくれる安心感を得ることができました。妻も20年間、女王の導きと支援を受けてきました。3人の子供たちは、女王と休日を一緒に過ごし、生涯忘れることのない思い出を作ることができました」と女王との思い出を披露。
最後は「最も幸せな瞬間に私のそばにいてくれました。そして、人生で最も悲しい時も、私のそばにいてくれました。この日が来ることは分かっていましたが、おばあちゃんのいない生活が、本当に現実に感じられるようになるまでには、まだ時間がかかりそうです」とつづり、自身や家族に示してくれた優しさに感謝すると同時に、同世代を代表して「公職における奉仕と尊厳の模範」を示してくれたことへの感謝の意を述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)