滝川英治、脊髄損傷の大けがから5年間を振り返り「今の自分が不幸だとは思ってない」思いつづる

滝川英治

ドラマ撮影中の事故で脊髄損傷の大けがを負った俳優の滝川英治(43)が16日までにブログを更新。事故からの5年間を振り返り、現在の思いをつづった。

滝川は「僕が自転車事故に遭い 歩けなくなって気づけば5年が経ちました」と書き出し、「もう5年なのか…まだ5年なのか…成長できたのか…衰退したのか…失ったもの得たものもある。でも内容のある濃密な5年だったことには間違いない。不幸な事故だったことには間違いないけど 今の自分が不幸だとは思ってない。限りある時間と限りある体力の中でも、無我夢中に走り抜けてきたこの5年間は、自分のことを考えていくのだけで精一杯でした」と振り返った。

事故から5年。懸命なリハビリを続けながら、障害福祉や障害者雇用などの社会問題について学び、各地で講演も行ってきた。

そうした活動を通じて、「誰かの為に自分にしかできないことがある。そんな使命感が少しずつですが込み上げてきているんです。生きてきた5年間を無駄にはしたくないし、これからの5年の生き方も自分の人生を左右させるものにしたいし、誰かの心をくすぐる生き方や行動をしていかなければならない」と思い至ったという。

「障害者に対しての差別や偏見という消極的な問題もまだまだあります」と滝川。「国際社会共通の目標として、『誰一人取り残さない』という志のもと、そして僕たち障害者自身の『私たちは取り残されない』という強い志の前提のもと、多様性と包摂性のある社会の実現を願っています」とつづった。

滝川は17年にBSスカパー!のドラマ「弱虫ペダル2」の撮影中で自転車に乗っていたところ、転倒し、脊髄損傷を負い、車いす生活となった。フリーアナウンサーの滝川クリステルはいとこ。