福山雅治(53)の主演映画「沈黙のパレード」(西谷弘監督)初日舞台あいさつが16日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。席上で、興行収入(興収)30億円突破が確実のスタートを切ったと発表された。配給の東宝は、この日の午後3時までの動員と土日の座席予約数で判断したと説明した。
福山は登壇早々、客席に手を振り「やっと、やっと、皆さんに見ていただいた日を、新たなスタートとして…感無量でございます」とあいさつした。演じた、帝都大教授で物理学者の湯川学の親友の刑事・草薙俊平を演じた北村一輝(53)が「これだけの人に見ていただけるのは幸せ。賛否、いろいろあるかと思いますが」と口にしたが、福山は「僕も、皆さんの声が気になるのでツイッター、朝まで見てますよ。楽しんでくださった声は、届いています。『朝イチで見ました。2回目見ます』『有休、取って1日見ます』という猛者もいます。僕は(SNS)見る派です。北村さんは『賛否』と、おっしゃっていますけど…ほぼ賛。賛の嵐。編集は、もう変えられるませんけど」と力を込めた。
さらに、福山が「スタッフの方々の表情が、明るかったですね。何か、良いことがあったんじゃないですかね? 」と声を大にした。司会のフジテレビ軽部真一アナウンサーから「初日でヒットが分かるんですよ。大ヒット間違いなしという、ロケットスタートを切ったようであります」と呼びかけられると、福山は「信じて良いんですか、それ? やったことが結果に結び付くのはうれしい。もっとうれしいのは、お一人お一人の感想にあった『待ってました』という血の通った言葉が、やって良かったと思える」と喜んだ。
原作の東野圭吾氏からもメッセージが届いた。その中で「ところで皆さん、ガリレオはこれでゴールインなのでしょうか?」と問い掛けがあった。福山は3日に原作の「ガリレオシリーズ」の新作「透明の螺旋」が3日に発売されたことを踏まえ「『透明の螺旋』というのもありますけど…僕だけで決めていいなら、ゴリゴリ、進めますけど、皆さんの足並みがそろって初めてですからね」と、主演としては続編に前向きな姿勢を見せた。
場内から自然と拍手が巻き起こると、福山は「本当に皆さん、お気が早い」と笑った。08年公開の映画第1作目「容疑者Xの献身」が、興行収入49億2000万円と大ヒットも、2作目「真夏の方程式」が公開されたのは5年後の13年。興収33億1000万円とヒットも、第3弾の「沈黙のパレード」公開までは9年を要した。福山は「(映画第4弾が)9年後となると、僕は62歳になっているわけで。9年ごととするなら、ちゃんと生きていましょうね、ちゃんと健康にね。9年後じゃなくていい。もう少し早い方が良い」と、さらなる続編に期待した。