歩りえことプロデュースする“巨乳仕掛け人”こと野田義治サンズ会長の2人にこれからを聞いた3

インタビュー 歩りえこ=2022年9月16日

今年7月にヘアヌード写真集「歩りえこ1st写真集 スフィア」(撮影・山岸伸)を発売した歩りえこ(40)を“巨乳仕掛け人”こと野田義治サンズ会長(76)がプロデュースすることになった。2人にこれからについて聞いてみた。

野田会長と言えば細川ふみえ、雛形あきこ、山田まりやなどで90年代の「巨乳ブーム」を仕かけ、水着で売り出したタレントに服を着せてプロデュース。今は売れっ子女優になっている小池栄子、MEGUMIらを輩出したことでも知られている。

歩はリエコ・J・パッカーとして“旅ドル”としてデビュー。世界94カ国をバックパッカーとして回った経験を持ち、12年に出版した旅行記「ブラを捨て旅に出よう」はスマッシュヒットになり、20年には女優水原希子主演でHuluで映像化。シングルマザーの旅行作家として、文化人としても活動してきた。

野田「俺も今年で76歳。この世界に入って50年以上になった。同期というか、同じように長く仕事をさせてもらっているのは、少なくなった。マネジャーとして、現場に出ていろいろ話してね。メディアも、昔から知ってたやつが、今は編集長。だから、話が通しやすくなったね(笑い)。『今度、編集部に行くから、うちの子を頼むよ』って。でも、どうでもいい子は頼めない。やっぱり、自分自身が一生懸命やってないとね。若い編集者がいて、若いマネジャーがいて、若いカメラマンがいてね。そこに一生懸命頑張るタレントがいて成長していく。取材する方は、最近は事前にネットで動画まで調べることが出来る。だから僕は、うちの子に、相手はお前のことを全部リサーチしているよ、と。その中で、こっちの方が一生懸命やらないとダメだよと。だからSNSも頑張らないと」

歩「SNSは、思わぬものがバズりますね。私がインスタで投稿したもので『ステーキ400グラム食べられました』っていうのが、すごくバズりました。一生懸命企画を考えて、ポーズを取ったり、踊ったりもしてるんですけどね(笑い)。そういえば、野田会長って、あんまりものを食べないですよね」

野田「この年になって痩せていくんだったらいいんだけど、太っちゃうと体が重くなって動けなくなる。若い頃にスポーツをやってたから、それで今もなんとかなってるけど(笑い)。野球とバスケットボールを、もうずっとやってたからね。全部補欠ですけどね。でも、補欠が一番きついことやらされるじゃないですか。長いことやらせてもらって、それがかえって良かったのかなと思いますね」

歩「私はチアリーディングを8年間やってました。ちょっとストレッチして練習すれば、今でも、できるかな(笑い)。でも、私は野田会長って、もっと怒る人かと思ってたんですよ。現場で怒っているのを、一度も見たことがない。優しいですよね」

野田「優しいってことはないけどね。でも結局、僕の言葉遣いっていうのは、皆さんにセクハラって言われるわけだから。ここが一番通じやすいと思うんだ。人間の本質を早く突くだけの話。でも、今は大変。厳しくなった」

歩「最初にお会いした時に、ええ、もう初対面で『お前、今まで(男を)何人食ってきたんだ』って言われたんですよ。1桁だとしらじらしいし、3桁だとちょっと引かれちゃうとか考えて、適当にごまかしておいたんですけどね(笑い)」

野田「そういう話なら、作家として本にできるだろ。下ネタばっかりじゃダメだけど、本能だから絶対残るんだ。例えば村西とおる監督の『全裸監督』なんて、Netflixで全世界で有名になっている」

歩「私、会長が書かれた本を全部読んでいます。分厚い物もあるけど、勉強になります」

野田「まぁ、いろいろやったからね。グラビアだけじゃなく、女優もね。今も女優として活躍している羽田美智子を最初にスカウトしたのは、俺なんだよ。かとうれいこと、同じ日に同じ喫茶店に呼んでね。六本木の竜土町あたりの。それで、両方とも、どうやってマネジメントしていこうかなとか考えてたんです。ただ、羽田は、ちょっと違う路線かなと。いわゆるビジュアルグラビアには絶対合わないというふうに理解して、そんなプロモーションはしなかった。ドラマなのかなと考えて、知り合いのしっかりしたマネジャーのところに渡した。そうしたら売れ出して、取り戻してこいなんて言われてね(笑い)」

歩「喫茶店に歴史ありですね(笑い)。私も『二十歳の時に、俺のところに来ればよかったのに』って言われました。本当に20年前に会ってたら、ちょっと違う展開になってたんでしょうかね」

野田「あの頃は、紙媒体がもっと動いてた時代でね。プロモーション用にDVDなんかも作った。多少はエロっぽいことはやったけど、それが8割なんてことはやらせなかった。DVDの会社の社長に、このDVDから有名になった誰か言ってみろ、いないだろうってね。そんなことをやってたら、どんな子でもつぶれる」

歩「野田会長の育てたタレントさんは、すてきな結婚をしている方が多いですよね。先ほどのかとうれいこさんはイケメンで知られるトッププロゴルファーの横尾要さんですよね。それを野田会長が育てたと言うことで、信用にもなってるわけですよね」

野田「それは、ものすごくありがたいですね。やっぱり、こういろいろな男の人と結婚してね。好きになるのはいいけど、やっぱりしっかりした人と結婚したというのが大切なんだ。ロケに行ってどうこうなったなんているのは、もう全部離婚してる。やめろって言ってあったのにね。あと危険なのは、雑誌の編集者(笑い)。しょっちゅうグアムだ、サイパンだってロケがあった。下手したらヨーロッパでしょう。漫画雑誌で、漫画担当者は大変な思いで仕事しているのに、グラビア担当者は女の子連れて海外ロケ。今は大手出版社でも、漫画の編集者が出世する。会社をもうけさせてますからね。昔、僕らが漫画の編集者と付き合ってた頃は、漫画からは絶対に役員が出ないって言われたんですがね」

(続く)

◆歩(あゆみ)りえこ 1981年(昭56)9月22日、東京生まれ。短大1年時、チアリーディング部の遠征で渡米し、海外初体験。編入した清泉女子大を卒業後、海外1人旅を続ける。25歳でタレント活動を始め、「旅ドル」として雑誌やテレビに出演。10年(平22)に芸名を「リエコ・J・パッカー」から現在の名前に変えた。12年旅行記「ブラを捨て旅に出よう」(講談社文庫)を出版。今年6月にヘアヌード写真集「歩りえこ1st写真集 スフィア」(撮影・山岸伸)を発売。160センチ。B99(Gカップ)-W64-H99センチ。7歳の女児と5歳の男児のシングルマザー。血液型B。

◆野田義治(のだ・よしはる)1946年(昭21)3月28日、富山県生まれ。65年にダイワ企画入社。末木マリのマネジャーをへて、渡辺プロでいしだあゆみのマネジャーを務める。その後、朝丘雪路などをマネジメント。84年にイエローキャブを設立。堀江しのぶ、かとうれいこ、細川ふみえら数々の巨乳タレントを売り出し、胸にこだわる姿勢を「巨乳バカ一代」と自称。04年にイエローキャブ社長を退任した。現在はサンズエンタテインメント会長。