テレ朝・玉川徹氏に出勤停止10日間の「謹慎」処分「発言は誠に遺憾」篠塚社長 電通には謝罪

玉川徹氏(2019年7月撮影)

テレビ朝日の定例社長会見が4日、東京・六本木の同局で行われ、6月に新社長に就任した篠塚浩社長と早河洋会長らが会見を行った。

情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金午前8時)の9月28日放送で、コメンテーターの同局社員玉川徹氏が、安倍晋三元首相の国葬で菅義偉前首相による弔辞読み上げに関して「(広告大手)電通が入っている」とコメントした。だが、翌29日に同番組内で「昨日のパネルコーナーの中で、私が安倍元総理の国葬に電通が関与しているというふうにコメントしたんですが、事実ではありませんでした」と発言を訂正し謝罪した。

この日は、4日付の社員3人の処分を発表した。

玉川氏は「謹慎」(出勤停止10日間、5日から)。上司である報道局情報番組センター長と番組センターCP(番組担当)は「けん責」処分。処分理由について「2022年9月28日『羽鳥慎一モーニングショー』で事実に基づかない発言を行い、その結果、番組及び会社の信用を傷つけ、損害を与えたことによる処分である。また、その管理監督責任を問うものである」としている。

篠塚社長は「今回、番組で事実に基づかない発言があったことは誠に遺憾。今後は再発防止に向け、スタッフの指導を徹底する。ご迷惑をおかけしました関係者、皆様にあらためて心よりおわび申し上げます」と謝罪。玉川氏が誤解をした理由については「本人によると、臆測によるさまざまな情報を入手して、誤解をしてしまった」と説明。「本人は深く反省しています」とした。電通へは謝罪をしたという。

玉川氏は「-モーニングショー」の4日放送回まで通常通り出演。同日、ヤクルト村上宗隆内野手の56号本塁打と3冠王を伝えるニュースの際には「野球のことはよくわかりませんけど、人間としてすごい。最後の1打席しかなかったんでしょう。この一瞬で力を出せなければダメだ、という時に出す、ということなんですよ。これは野球に限らず、この村上さんというのはすごいんだ、と僕は思いました」などとコメントしていた。

謹慎期間終了後、玉川氏は番組に復帰する予定になっている。