赤西仁の弟、赤西礼保が4年ぶり主演ミュージカル「見ていてあこがれます」円満な兄夫婦の姿語る

主演ミュージカル「吾輩は狸である」の公開ゲネプロを行った赤西礼保(左)。右は共演の田代明

赤西仁の弟で、歌手、俳優の赤西礼保(34)が4日、4年ぶりの主演ミュージカル「吾輩は狸である2022」(5日初日)の通し稽古を東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で行い、意気込みを語った。

四国に伝わるタヌキ伝説と「ロミオとジュリエット」を合体させたコメディー。「今年35歳なので、僕もこの物語のようにキュンキュンしたいし結婚願望もあるが、相手がいない」と苦笑い。円満な兄夫婦が身近にいるだけに、「見ていてあこがれます」と話した。

また「仕事がなかった時期にあの家族と4年間一緒に住んでいたことがあるので」と居候時代を振り返り、「0歳から4歳まで娘を育てていた」と豊富な育児経験も明かした。パパになる準備も「余裕」というだけに「しっかり仕事をして、まずは仕事でハネたいですね」と現状を語った。兄とは連絡を取り合っているとし、舞台についても「頑張って」と激励を受けたという。

演じるのは、タヌキ一族の次世代リーダーでありながら、人間の娘と恋をするロミ丸役。「タヌキの役は初めて。不器用なので、自分を100%タヌキだと思って全力でぶつかっていく」。4年ぶりの主演ミュージカルについても「15歳で始めた役者を少し休んでアーティスト活動をさせていただいたりもしたが、その2つがやっと35になる年にいい経験になって、大人の階段を上っているような。やっぱ楽しいな、って思います」と手応えを語った。

取材会には共演の田代明も出席。「礼保さんが楽しく全力で、先頭をきって熱量を上げてくださるから楽しくできる。みんなの体温のような存在です」と話していた。