女優でモデルの中村里帆(23)が、活躍の場を広げている。23年度前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」で初の朝ドラ出演するほか、10月期の連続ドラマにも2作でレギュラー出演する。このほど、日刊スポーツの取材に応じ、芸能界入りのきっかけや女優業への思いを語った。
芸能界入りのきっかけは、ある一人の女性が大好きだったから。飯豊まりえ(24)だ。
「中学2年生の時に、(雑誌)『ニコラ』のオーディションに自分で応募しました。飯豊まりえさんがすごく大好きで、まりえちゃんが『ニコプチ』に出ているときからずっと大ファンで、確か中学2年生が応募できるギリギリのラインだったので、もう最後の年に懸けてみようと思って。まりえちゃんに会いたくて会いたくて、応募しました(笑い)」
結果は見事グランプリ。その後、13~16年まで専属モデルを務めた。念願だった飯豊との対面、そして”ファンサービス”にも驚かされたという。
「ご飯屋さんに連れていってくれたり、撮影で使ったチェキにサインを書いてくれていたり。私がびっくりしたのが、自分の手帳にサプライズでメッセージを書いてくれていて。(実家のある)高知に帰って気づいて、『へっ!』みたいな(笑い)、その手帳はいまだに持っていますし、まりえちゃんのファンサはすごいです(笑い)」
中村はとてもエネルギッシュで明るいキャラ。自身のカレンダー発売会見では変顔を披露するなど、勢いもある。憧れの存在は。
「最近は安藤玉恵さんがすごく好きで、安藤さんみたいな女優さんになりたいです。出演されたドラマ『拾われた男』を拝見させていただいて、画面の端っこにちょっと映っているだけなのに、めっちゃ全力でお芝居してて、その全力さがめちゃめちゃ面白くて(笑い)。ああいうシュールなお芝居もできる人になりたいです。全力で笑いを取る時もすごく面白いけど、安藤さんは立って何かをボソって言っているだけで、すごく面白かったり。いろんなジャンルの笑いを持った女優さんになりたいなって本当に思います」
10月期だけでも、今日8日深夜スタートのテレビ朝日・ABCテレビドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(テレビ朝日で土曜深夜2時30分)、BSテレ東で放送のドラマ「高嶺のハナさん2」(土曜深夜0時)に出演するなど、女優としても活躍の場を広げている。今後はどんなジャンルの作品に出たいのか。
「やっぱりコメディー系の作品に出たいですね。そこが強みとなる女優さんになりたいです。笑いもとれて、しっかり演技もできる女優さん。でも『コメディーって難しいな』って、痛感しています。『高嶺の-』で、皆さん本当にすごいんです。台本の言い回しもいろんなパターンを持っているし、アドリブもどんどん次から次へとみたいな感じで。そこにかじりついていくのが結構大変で。でもその大変さが結構面白くて、『コメディーって奥深いわー』って思いながら、楽しんでやっています(笑い)」
今年3月のカレンダー「ガールフレンズ」の取材会では、「お芝居のことでたくさん悩める1年にしたいと思っています」と意気込んでいた。その時には、朝ドラなどは決まっていなかったというが、有言実行となっている。どうやら運も味方しているようだ。
「確かに!今年はいっぱい悩みました。今月と先月、おみくじを引いたんですけど両方とも大吉でした。人生で初めての大吉でしたし、なんか『多分、今来てるな』と思ってるので(笑い)、本当にこの波にちゃんと乗っからないとなってすごく思ってます」
来月、凶が出たらどうするかと問うと「すぐに捨てます」と、ジョークもたっぷり。来年以降も、お芝居のことで多く悩み、今年よりさらに大飛躍していそうだ。
◆中村里帆(なかむら・りほ) 1999年(平11)8月6日、高知県生まれ。13年、雑誌「ニコラ」のオーディションでグランプリを獲得し芸能界入り。16年まで専属モデルを務め、17年より「Ray」の専属モデル。女優としてもTBS系ドラマ「危険なビーナス」、MBS「社内マリッジハニー」などに出演。趣味は昭和歌謡、特技はよさこい踊り。身長165センチ。