安藤政信(47)が8日、東京・テアトル新宿で行われた映画「千夜、一夜」(久保田直監督)公開記念舞台あいさつで「魔法にかかったように自分の全てを見透かされている感じ」と、主演の田中裕子(67)に脱帽した。
安藤は劇中で、尾野真千子(40)演じる田村奈美の夫で、2年前に失踪してしまう洋司を演じた。奈美から相談を受けた、田中演じる主人公・若松登美子に偶然、街中で見つけられてしまう役どころだ。安藤は、田中との共演について「自分は田中さんとのシーンがメーンだったんですけど、田中さんを目の前にして、魔法にかかったような感じで。自分の全て、中身から何から見透かされているような感じで。動けなくなるくらい、すごい人。自分に初めての感覚」と驚愕(きょうがく)したと振り返った。
そして、この日、舞台あいさつが行われたテアトル新宿で、デビュー作となった北野武監督(77)の映画「キッズ・リターン」(96年)が上映されたと振り返った。その上で「自分のデビュー作が、ちょうど、ここの劇場で。たけしさんとやった時の感覚と、本当に似ている。自分が発することとか動くこと、全部、見透かされる感じで強烈」と、田中と北野監督とは、対峙(たいじ)した感覚が似ていると語った。
その上で「『だんなさん』というせりふ、かみました。だから相当、上がっていたんだなと思います」と、田中との共演を生々しく振り返った。この日は登壇時から「今日は、少し真面目にやりたい。いつも、ふざけてやっているわけではないですが、田中さんの横で緊張しております」と、田中と並び立っての舞台あいさつ自体に相当、緊張していた様子だった。