「キングオブコント2022」で、歴代最高得点をたたき出し優勝した「ビスケットブラザーズ」は、漫才の本場・大阪を拠点にした“コント師”。昨年秋には、伝統ある「第51回NHK上方漫才コンテスト」で、渾身(こんしん)のコント2本を繰り出し、優勝していた。同コンテストへは、本選初出場ながら最終チャンスだった。
「ビスケット-」は、香川出身のきん(遠山将吾、31)と、大阪出身の原田泰雅(たいが、30)のコンビで、ともにNSC(吉本総合芸能学院)33期。しゃべくり漫才を伝統芸とする上方演芸のコンテストに、シチュエーションコントで挑み頂点に立っていた。
本選1本目は、原田が“人間レジ”にふんした「レジ使い」を軸に展開、最終決戦は「オジサンギャル」を演じた。ともにシチュエーションコントだったが、芝居を巧みな間、話芸でつないで、“漫才”に勝った。
きんは当時、「漫才コンテストという名前の大会で、コントも評価いただけると聞いて、自信を持っていた」と話したが、一方では、キング・オブ・コントで思うような結果が残せず悩んでいたとも。原田は「段々、自信をなくしていた」と吐露していた。
コントに生きるコンビにとっては、キングオブコント制覇こそが、大きな目標のひとつ。ついにその夢のひとつを果たした。