フレディ・マーキュリーさん歌うクイーンの発掘音源「フェイス・イット・アローン」をリリース

フレディ・マーキュリーさん

英ロックバンド、クイーンが13日、1991年に亡くなった元ボーカルのフレディ・マーキュリーさんが歌う発掘音源「フェイス・イット・アローン」をリリースした。この楽曲は、1989年に発売された13枚目のスタジオアルバム「ザ・ミラクル」の制作中に録音されたが、リリースされることがなかったものだという。バンドは「フェイス・イット・アローン」のリリースに合わせ、11月18日に同アルバムのデラックス盤ボックスセットを発売することも発表している。

この曲の存在が最初に明らかになったのは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーが今年6月に英ロンドンで行われた故エリザベス女王の即位70周年を祝う祝賀イベント「ロイヤル・ジュビリー・コンサート」でオープニングを飾るのに先立って出演した英BBCラジオでのことだった。テイラーが、「忘れていたフレディの小さな宝石を見つけた。素晴らしい本物の発見」と語り、ボックスセット再発盤のために当時の音源を再調査していたところ偶然見つかったものだという。メイは、「目の前に隠れているようなものだった」と述べ、美しい胸を打つ曲だと語っている。

マーキュリーさんは、この曲が録音された3年後に亡くなっている。マーキュリーさんを擁する新曲としては、未発表曲3曲が収録されているベスト盤「クイーン・フォーエバー」(14年)以来8年ぶりとなる。8枚組のボックスセットとして発売される再発盤には6曲の未発表曲だけでなく、マーキュリーさんを含むメンバーらのスタジオでの会話も収録されるという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)