女優で創作あーちすとの、のん(29)が16日夜、東京ミッドタウン日比谷・日比谷ステップ広場で行われた、日比谷シネマフェスティバル2022で開催された、第4回トロント日本映画祭in日比谷に登場した。席上で最近、熱狂したことは? と聞かれ、米歌手レディー・ガガが9月にベルーナドームで開いた、8年ぶりの来日公演を挙げた。
のんは「最近で言うと…この間、レディー・ガガの西武ドームのコンサートを見に行ったんですよ。めっちゃ格好良かった。造形の中にいるような感じで始まって、手と首だけが出ている感じ。局の途中で衣装が3枚下ろしになって、どんどんむいていって変わる。すごい面白かった」と、公演から1カ月が経過しても、興奮が冷めやらない様子だった。どのあたりの席から見たのかと聞かれると「結構、遠かった。サイドの後ろの感じだったんですけど(演出で)炎が沸き上がり、熱さが届いてくる。上に着ていたヤツを脱いじゃってずっと、飛び跳ねていた。面白かった。刺激、受けましたね。メッチャ格好良かった。頑張ります」と続けた。
この日は、6月に公開された映画監督作として初の劇場長編「Ribbon」が、初めて野外上映された。同作は、20年にコロナ禍で自身の音楽フェスを中止した悔しさと、自粛期間にエンタメの序列が下がるのを痛感したことを元に、同年を舞台に卒業制作展が中止となった美大生の家族、友との関わりや葛藤を描いた。
のんは、ちょうど、この日の午後に、東京・渋谷で開催された渋谷ファッションウイーク2022秋「SHIBUYA RUNWAY」で、文化服装学院の実験ラボ「CULTURAL LAB.」とコラボした作品を着て、ランウエーを歩いた。縁を感じたようで「芸能活動に集中しようと、行かなかったんですけど、美大に行きたかったなという思いがずっとあり…。脚本を書き進めていくうちに、大学生が良いなと思った。美大の方はコロナ禍でどう過ごしているんだろうと調べた。コロナ禍で書いた脚本。ただでさえ、みんな押さえ付けられた状況だから、真正面から書くよりは日常の穏やかな部分を切り取りながら、進められたらいいと思いました」などと語った。
監督としての次回作について聞かれると「次も絶対に作りたいなと思っていて」と即答し、強い意欲を見せた。その上で「どんな題材が良いかなとアンテナを張っているところです。次は社会人かなと思い描いているんですけど、アンテナを張り中でインプットしています」と熱っぽく語った。