三谷幸喜「やつは殺し屋に向いてる」梶原善演じる善児「人気がなければ最終回まで生きていた男」

梶原善(2015年1月撮影)

9日に放送されたNHK特別番組の拡大版「『鎌倉殿の13人』応援感謝! ウラ話トークSPディープバージョン」が17日深夜、放送された。脚本家三谷幸喜氏が出演し、ドラマのオリジナルキャラクター・善児について「人気がなければ最終回まで生きていた男」と語った。

梶原善(56)演じる善児は、殺し屋として物語に登場。鮮やかな仕事ぶりと不気味さがネット上で話題を呼び、後半で人間味がのぞくとその人気は加速した。

三谷氏は、善児誕生の経緯について「とにかく今回たくさん人が死ぬのは分かっていた。毎回、誰か分からない人に殺されるのは面白くないから、だったらできるだけ同じ人に殺させようということで、1人キャラクターを作ることになった」と振り返った。

かねて殺し屋を梶原に演じさせたかったといい「僕しか知らない。絶対やつは殺し屋に向いてるっていうことは」と、自信たっぷりのキャスティングだったことを明かした。

梶原に対しては「プレッシャーを与える意味でも、『これは代表作になるので頑張ってね』っていう話をしました」という。一方で「最近彼は『代表作になりました』っていろんなところで言ってるんですけど、それは本人が言うことじゃない。もうちょっと年取って、『あの時のあの役が代表作になった』って言う方がいいんですけど」ともの申して笑わせた。

善児の最期については「もともと、どこかでは退場させようと思っていたけど、タイミングは考えていなかった。もっと最終回に近いイメージもあった」という。善児の人気に伴って出演プランも変化していったといい、「皆さんが善児に注目してくださった分、今が一番(退場するのに)いい頃かなと思ったんです。これを過ぎていくとだんだん飽きていくだろうし。思ったよりも早いタイミングが、一番カッコいい去り方ができるんじゃないかなと。だからもっと人気がなければ最終回まで生きていた男」と語った。