米映画「007」シリーズのジェームズ・ボンド役で知られる英俳優ダニエル・クレイグ(54)が18日、映画界と演劇界に対する多大な貢献がたたえられ、英王室から聖マイケル・聖ジョージ勲章を授与された。ボンドも作中で同勲章を授与されている。
2016年公開の「007 カジノ・ロワイヤル」から5作品でボンドを演じてきたクレイグは、エリザベス女王が毎年新年に発表していた今年の叙勲リストに名を連ねていた。女王とクレイグは、12年に開催されたロンドン五輪の開会式で、ボンドが女王を会場までヘリコプターでエスコートし、パラシュートでスタジアムに舞い降りるサプライズ映像で共演している。
英王室は、ウィンザー城で行われ叙勲式で、先月9日に死去した女王の代理として娘のアン王女が勲章を授与する写真をSNSで公開。劇中でボンドと対面した悪役が放つ決まりセリフ「I’ve been expecting you」をもじり、「We’ve been expecting you(あなたを待っていました)」とキャプションを添えてクレイグの叙勲を祝った。
昨年公開された「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」でボンド役を引退したクレイグは、公開直前にボンドと同じ英国海軍の名誉将校にも任命されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)