猪木さん側からオファーしていた24時間テレビ出演「猪木は『生きるために目標を持ちたい』と」

アントニオ猪木さん(17年9月)

日本テレビは24日、都内の同局で定例社長会見を行い、コンテンツの戦略、制作を担当する福田博之常務が、10月1日に79歳で亡くなった元プロレスラー、アントニオ猪木さんの最後のテレビ生出演となった8月28日放送の日本テレビ系「24時間テレビ45」の舞台裏を明かした。

番組では「燃える闘魂!アントニオ猪木がなぜ闘病生活を見せるのか」という企画を放送し、猪木さん本人も会場の両国国技館に足を運び、「元気ですかー!元気があれば何でもできる」とおなじみのセリフも披露していた。

福田常務は出演経緯について、放送の1カ月前に関係者を通じて番組スタッフに「『猪木は生きるために目標を持ちたい、常にチャレンジしたい』と言っています。猪木を取り上げてくれる番組はありませんか」という連絡を受けたと明かした。

すぐに番組は両国国技館での生出演も含めたオファーを行ったといい「『大変意義のある番組だ』と評価していただいて。『たくさん強い相手と戦った国技館というのもご縁を感じます』と。『1か月間の目標を持ってリハビリ頑張れます』と即答を頂いたそうです」と話した。

出演当日、猪木さんは腰の痛みからストレッチャーに乗って国技館入りしたといい、スタッフが「決してご無理なさらないでください」と伝えたところ「大丈夫だ」と語り、ステージへ。赤い闘魂タオルを首に巻くと、いつもの生気みなぎる表情に戻ったといい、福田常務は「全国に向けた熱いメッセージに魂が揺さぶられました。あらためまして、たくさんの勇気と感動をありがとうございましたと申し上げたいと思います」と話した。

猪木さんは24時間テレビ出演時は、メインパーソナリティーを務めていた嵐の二宮和也に車いすを押されながら登場。「見た通りで、その瞬間、もう必死に頑張っています。本当は起きられる状態じゃないんですが、私もこうやって皆さんにお会いすることで、元気をもらいました」などと語っていた。