NHKは25日、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の撮影が同日に終了したことを発表した。
昨年6月にクランクインし、約1年5カ月を要した。主人公・北条義時を演じた俳優小栗旬(39)のコメントも発表。「今はまだ終わった実感がないというのが本音です。これだけ時間をかけて“1人の人物を生き抜く”ということをさせてもらえたことは本当にすごい財産で、今後の自分にとって糧になる経験でした」と率直な思いを語った。
続けて「途中からは、芝居について『ここはどうしようかな』と考えることが減っていって、『自分の歩んできた義時だったらこうするだろうな』ということをただただ淡々とやってきたという感じです。それを最後の最後まで、みんなに撮りきってもらい、今現在は悔いが残っていないというところまで来られたことは俳優として大きな喜びです。そういう現場を過ごしてきて、いま、こういう自分がいるという状態ですので、それを最後まで見届けていただけたら幸いです」とつづった。
ドラマは12月18日に最終回をむかえる。制作統括の清水拓哉氏は「(脚本の)三谷幸喜さんと面白い大河を作ると決めてから、やるべきことを1個1個丁寧に考えてやってきました。小栗旬さんをはじめとして最高にして最愛のキャストとスタッフが集まり、こんなに熱烈な反響を頂いていること、心の底からうれしく思います」と振り返った。 最後の撮影となった最終回のラストシーンについても触れ「もはや小栗旬ではない北条義時の、手負いの獣のような姿に、見ていて窒息しそうになりました。『もう政子になれないのが悲しい』。小池栄子さんはそう言って泣きました。スタッフみんなも泣きました。誰1人クランクアップしたくない作品でした。退場していった者たちの思いを胸に、残された者たちが最後まで鎌倉で命を燃やします。最終章、ぜひお楽しみに」とした。