ヘンリー王子、来年1月出版の回顧録「Spare」宣伝で年初に帰国の可能性と英メディア

ヘンリー王子(2019年6月撮影)

英国のヘンリー王子(38)が、来年1月10日に出版する回顧録「Spare(スペア)」の宣伝のため、来年初めに英国に帰国する可能性が浮上していることが分かった。デイリー・メール紙など複数の英メディアが報じている。

チャールズ国王は、今年のクリスマスを一緒に祝うため王室メンバーが毎年集まるエリザベス女王の私邸だったサンドリガム・ハウスに夫妻を招待したものの断られたと報じられたばかり。国王の招待を辞退し、爆弾投下のための著書の宣伝で英国を訪れることになれば、関係修復の道は完全に絶たれる可能性もある。

高額な契約金を手にしているヘンリー王子は、「危険を冒して現実の世界に足を踏み入れる」よう出版元のペンギン・ランダムハウスから促され、宣伝のために英国ツアーに行くことを求められていると英エクスプレス紙は伝えている。また、英デイリー・メール紙も、新年早々に衝撃的な内容になることが想定される回顧録を宣伝するため王子は帰国するだろうと伝え、エリザベス女王が亡くなって初めてのクリスマスは王室に暗い影を落とすことになると報じている。同紙は、本の出版によって父チャールズ国王がヘンリー王子とメーガン妃の称号をはく奪する可能性さえあり得ると伝えている。

「予備」を意味する「スペア」のタイトルは事前にチャールズ国王はじめ王室関係者には伝えられておらず、大きな衝撃を与えたと言われている。タイトルからヘンリー王子は暗に自分は兄ウィリアム皇太子の影(予備)であると主張していることが想像できるだけに、タイトルが公になって以降、ウィリアム皇太子はヘンリー王子と口を利いていない状態だという。

416ページに及ぶ回顧録でヘンリー王子は、「あらゆる王室メンバーと出来事」を批判しているとも言われ、エリザベス女王が昨年9月に死去し、チャールズ国王が即位してまだ日も浅い最中での出版は、王室にとって大きな波紋を呼ぶことになりそうだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)