市川新之助「外郎売」で初舞台「わたくしの名は、8代目市川新之助にござりまする」と名乗り

13代目市川團十郎白猿襲名披露の「十一月吉例顔見世大歌舞伎」の初日を迎えた東京・歌舞伎座

市川團十郎白猿(44)の長男、8代目市川新之助(9)が7日、「十一月吉例顔見世大歌舞伎」(28日まで、東京・歌舞伎座)の「外郎売」で初舞台を踏んだ。

堀越勸玄の名前で活躍してきた新之助。外郎売実は曽我五郎時政を初役でつとめた。花道で「わたくしの名は、8代目市川新之助にござりまする」と名乗ると大きな拍手を受け、見えをするたびに拍手が起こった。

芝居の中で、工藤祐経をつとめる尾上菊五郎が、同演目は新之助の祖父12代目團十郎が復活させた市川家の芸であると紹介、「新しい新之助君、8代目新之助君が父13代目の教えのもと、この大役を相務めますれば、なにとぞおうようのご見物のほど、お願い申し上げ奉ります」と述べた。

新之助は「祖父市川團十郎が作り上げました『外郎売』を13代目市川團十郎が受け継ぎ、わたくしが継承させていただきまする。一生懸命相務めますれば、どうぞよろしくお願い申し上げ奉りまする」と、あいさつした。

早口の言い立て、立ち回りと、見どころごとに拍手が起こり、華やかな新之助の初舞台となった。