小籔千豊「大阪の人間として551を否定することはできない」せりふ変更を監督に直談判

映画「ある男」公開初日舞台あいさつのフォトセッションで、観客をバックに写真に納まる出演者たち。左から小籔千豊、清野菜名、窪田正孝、妻夫木聡、安藤サクラ、坂元愛登、石川慶監督(撮影・鈴木みどり)

妻夫木聡(41)主演の映画「ある男」(石川慶監督)の初日舞台あいさつが18日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。

妻夫木演じる弁護士の同僚を演じた小籔千豊(49)が、せりふ変更を監督に直談判したことを明かした。

551の豚まんを食べるシーンで「チルドもイケるな」というせりふは、台本には「チルドはアカンな」と書かれていたという。

小籔は「551をネット注文したらあんまりやなというせりふ。監督のところに行って『こんなん言ったら大阪帰れません』って。大阪の人間として551を否定することはできない。『チルドもイケるな』に変えてもらっていいですか、って。ダメだと言われたらこの仕事降りようと思うくらい、決死の覚悟で言ったんですけど、監督さんは『あ、いいですよ』って。すごい寛大な監督さんで助かりました」と話した。

また、妻夫木について小籔は「めっちゃフレンドリーで、妻夫木さんと仲良くなれたんやと思ったら、撮影終わったらごっつよそよそしいんですよ。撮影中だけめっちゃしゃべってきたんで、役作りなんかなと思った。ダマされた感じ」と言うと、妻夫木は「怖い、怖い! 好感度下げにかかってる!」と苦笑いだった。

安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、坂元愛登も出席。