石原慎太郎さん著書発売 弟・裕次郎さんが高2まで父と風呂に入っていた秘話や幼少期の写真掲載

石原慎太郎さん著「父のしおり--憧憬」

今年2月に89歳で亡くなった作家で元東京都知事の石原慎太郎さんが、父潔さんや弟裕次郎さんについてつづった著書「父のしおり--憧憬」(青志社)が今日20日に発売される。

大手汽船会社の重役だった潔さんは、慎太郎さん、裕次郎さん兄弟が10代だった1951年(昭26)に亡くなった。第1章の「父のしおり」は、71年の二十三回忌法要で近親者に配られた小冊子をまとめたもの。父と過ごした少年時代や病と闘っていた姿を振り返る「水際の彫像」など、5作品の短編やエッセーが収められている。

父の七回忌を終えた翌年に裕次郎さんが記した「父のこと」も掲載されている。裕次郎さんは、高校2年になるまで父と風呂に入っていたことを楽しそうに振り返っている。

第5章の「拝啓息子たちへ」は、慎太郎さんが4人の息子たちへの思いをつづった連載を再収録したもの。教育や礼節、オシャレ、酒などさまざまな視点から、自分の父のようになってほしいとのメッセージが込められている。

北海道小樽市での少年時代の写真など31点も掲載されている。