宝塚歌劇団は28日、同日発売の週刊文春で、演出スタッフへのセクハラが報じられた演出家の原田諒氏が退団していたと明らかにした。劇団によると、26日付。退団理由は「非公表」としている。
原田氏は03年に入団。直近では、25日に東京宝塚劇場で千秋楽を迎えた雪組公演「蒼穹の昴」の演出を担当していた。劇団によると、同公演期間中だった12月9日付で親会社の阪急電鉄預かりとなり、同公演千秋楽翌日になる26日付で退団したという。
原田氏をめぐっては、演出助手に対してセクハラ行為をするなどし、劇団から親会社の阪急電鉄に異動したなどとの報道があった。
また、同劇団はこの日夕、公式ホームページにも、ハラスメント事案があったことを認める文書を掲載した。
劇団は「ハラスメント事案があったことは弊団として確認しており、関係者から慎重に聞き取りを行い、また弁護士などの見解を参考に、厳正に対処するとともに、ハラスメントを受けた方の心情に寄り添い真摯(しんし)に対応しております」とコメント。
当該の団員については「ハラスメントを行った団員は既に退職しており、現在は宝塚歌劇団及びグループ会社のいずれにも所属しておりません」と説明。今後については「事案を重く受け止め、ハラスメントの防止を徹底します」などとしている。