「ドリフに大挑戦」は5・4% 加藤茶と高木ブー「雷様」コント、ドリフ愛あふれた新メンバーも

加藤茶(2017年3月撮影)

フジテレビ系「ドリフに大挑戦 あけましていい正月だなスペシャル」(午後5時)が1日に放送され、同5時から120分間が平均世帯視聴率が5・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。平均個人視聴率は3・2%だった。

同7時から120分間が平均世帯視聴率が5・4%、個人視聴率が3・6%だった。

同番組は4時間の特番で「ドリフに大作戦」の第3弾。新たなドリフ愛にあふれたメンバーを加え、77年開始の同局系「ドリフ大爆笑」などからも厳選された爆笑コントも織り交ぜて放送された。

第1弾の放送で約23年ぶりに復活したコント「雷様」では、青い雷様の衣装を身にまとった加藤茶(79)が現れた。それを見た高木ブー(89)は思わず「角がない~!」と言ってしまうほど、強烈なキャラクターだった。当時は、いかりや長介さんが黒、高木ブーが緑、仲本工事さんが赤の雷様に扮(ふん)して愚痴を言い合う国民的人気キャラクターのコントだった。また、雲の上には、前回の放送でも登場した、いかりやさんに扮する、黒の衣装に身を包んだ肥後克広(ダチョウ倶楽部)や、ギターを抱えてすわ親治も参戦した。

第1弾からの名物、劇団ひとり(45)とアンタッチャブル柴田英嗣(47)も、息の合ったコントを披露した。汗だくになるほどの熱い掛け合いと、心地いいテンポで見る者を笑いの世界に引きずり込んだ。前回の放送でも爆笑をさらった、劇団ひとりが歌舞伎役者風のメークに身を包んだ俳優役、柴田が監督を務める「CM撮影」が再び登場した。今回は「タピオカミルクティー」のCM撮影に挑んだ。