三遊亭円楽さんの弟子・楽㐂が廃業へ「世界で一番大好きな人の弟子のまま終わらせて下さい」

三遊亭円楽さん(2018年7月撮影)

昨年9月に肺がんのため72歳で亡くなった落語家、三遊亭円楽さんの弟子で二ツ目の三遊亭楽㐂(らっきー、31)が1日、自身のツイッターで、廃業することを公表した。楽㐂は「頂いた楽㐂という名前を変え、別門下の弟子を名乗る事は僕には出来ませんでした」などと、廃業の理由を説明した。

楽㐂はツイッターに掲載した文面で「廃業することになりました」と報告。「僕は落語が好きで落語家になったわけではなく、円楽が好きで円楽の弟子になりました。優しい一門会でしたので、他のお師匠様の所へ行けば落語家で居させていただけたとは思いますが、円楽の弟子ではなくなります」と説明し「真打ちまで頑張るのが親孝行だと思いますが、頂いた楽㐂という名前を変え、別門下の弟子を名乗る事は僕には出来ませんでした。なので廃業です」と記した。

円楽さんとの10年前の出会いも回想。いきなり弟子になりたいと言っても相手にされないと思い、麻布十番のバーで働き始めたことを振り返りながら「麻布十番には芸能人がいる、だから毎日円楽が好きと言い続ければ会えるのではないか。そしてその時は来て、家族にしてくださいました。師匠、おかみさん、感謝しかありません。本当にありがとうございました」と感謝した。

「そして応援してくださった皆様、本当に申し訳ありませんが、円楽の弟子のまま終わらせてください。世界で一番大好きな人の弟子のまま終わらせて下さい」と支援者にもメッセージ。今後は実家の工務店で働くことも記した。

楽㐂は13年に円楽さんに入門。16年に二ツ目に昇進した。