俳優菜々緒(34)が5日、東京・港区の同局湾岸スタジオで、主演する同日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」(木曜午後10時、初回は15分拡大)の制作発表会見に出席した。
同作は「ルパンの娘」シリーズなどでユーモアミステリーの旗手として知られる横関大氏による最新作「忍者に結婚は難しい」(講談社)が原作の忍者ラブコメディードラマ。主演の菜々緒は「超実力主義」の甲賀忍者の草刈蛍を演じる。白のワンピース姿で登場した菜々緒は「わりと自分に近いキャラクター。占いでよく、前世で忍者と魔女をやっていたと言われていた。そういう役が絶対くるよって言われていた。忍者役ができるとは思ってなかった」と感慨深げに語った。
普段は薬剤師の主婦でありながら、甲賀忍者の末裔(まつえい)でもある。「主婦の蛍と忍者の蛍はやっぱり違う。そういうところはメリハリをつけてお芝居ができれば。あとは蛍がツンデレだったりするので、蛍さんの恋愛要素の表情を見てもらえれば」と話した。
会見終盤にはサプライズで「忍者に失敗は許されない」と書かれた巻物が登場。菜々緒が突如「手裏剣チャレンジ」に挑戦することになった。「ドラマヒット祈願!」と刻印されたパネルに手裏剣を3度投げ付けるが、いずれも失敗。菜々緒は「正月、修行サボってました」と思わず天を仰いだ。菜々緒の夫役で、「超保守主義」な伊賀忍者・草刈悟郎を演じる劇団EXILEの俳優鈴木伸之(30)が手裏剣投げに挑戦。「三が日休まず修行してましたから」と果敢にトライし2度目の挑戦で、手裏剣先端の吸盤が見事命中。「ヒット間違いない!」とガッツポーズした。
最後に菜々緒は「いよいよ今夜放送となります。今まで見たことのない忍者サスペンスラブコメディーが出来上がりました。とにかく笑って楽しめる作品になっています」と締めくくった。
会見には、勝地涼(36)山本舞香(25)古田新太(57)も出席した。
▼第1話のあらすじ ごく普通の薬局で薬剤師をしている草刈蛍と、世田谷中央郵便局の局員・悟郎は結婚して2年半になる夫婦。だが、ラブラブだったのは新婚当初だけで、生活習慣や価値観の違いから毎日のように言い争うようになり、すでに離婚の危機に直面。実は蛍と悟郎は、お互いに決して誰にも言えない“裏の顔”があった。
蛍は甲賀忍者、悟郎は伊賀忍者という、日本の歴史の裏側で敵対を続けてきたとされるライバル忍者の末裔同士。甲賀一族である蛍は、競馬の人気ジョッキーで姉の月乃楓(ともさかりえ)、薬学部に通う大学生で、ライブ配信動画で稼ぐインフルエンサーでもある妹の雀(山本舞香)の3姉妹。父親の竜兵(古田新太)は、妻の死後、忍者としての仕事を蛍に任せ、中野にあるアパートでひとり暮らしをしながら飲んだくれていた。
一方、伊賀一族の悟郎には、幼なじみで郵便局の同僚でもある名門家系出身の“上忍<忍者階級の最高峰>”の音無祐樹(勝地涼)、外資系保険会社で働く幼なじみで超エリート“上忍”の風富小夜(吉谷彩子)、祐樹の妻恵美(筧美和子)らの仲間がいる。
彼らを率いるのは、小夜の祖父で伊賀一族の最高権力者・風富城水(市村正親)だ。そんな折、蛍は、与党民事党の国会議員・赤巻章介のスキャンダルをつかめという指令を受ける。一方、周辺の怪しい動きを察知した赤巻サイドは、秘密裏に伊賀一族に身辺警護を依頼していた。