田中みな実が向井理に感謝 撮影中かけられた言葉に「どこか報われた」映画「イチケイのカラス」

映画「イチケイのカラス」完成披露試写会であいさつする、前列左から山崎育三郎、向井理、竹野内豊、黒木華、斎藤工、吉田羊、後列左から田中亮監督、西野七瀬、柄本時生、小日向文世、尾上菊之助、田中みな実、津田健次郎(撮影・中島郁夫)

田中みな実(36)が6日、東京ドームシティホールで行われた出演映画「イチケイのカラス」(田中亮監督、13日公開)完成披露試写会で、向井理(40)に撮影中、かけられた言葉に「どこか報われました」と振り返った。

田中は劇中で、向井演じる史上最年少の防衛大臣・鵜城英二に包丁を突きつけた傷害事件の被告・島谷加奈子を演じた。事件の背景には、津田健次郎(51)演じる加奈子の夫・秀彰が船長を務める貨物船とイージス艦との衝突事故があり、事故の不審さから竹野内豊(52)演じる裁判官の入間みちおが調べようと動きだす。

田中は撮影を振り返り「私は(役として)ずっと悲しみの中で生きていて、演じていても、とてもつらくて、悲しいし周りには誰も基本的にいなかった。法廷のシーンで竹野内さんと対峙(たいじ)する場面では、今まで感じたことのないような感情が湧いてきた」と撮影を振り返った。

その上で、劇中では事件の当事者でもある鵜城を演じた向井との撮影を振り返り「1シーンだけでしたが、それは私のクランクアップのシーンだった。『大変な役でしたね』って言っていただいて…どこか報われました」と感謝した。

向井は「台本を読んだ時から、すごく複雑ですし、ある種、被害者でもあり加害者でもあるところがある。感情的にもなるし、すごく難しい重い役」と田中の役どころを評した。その上で「クランクアップのシーンに僕もいたんですけど、すごく感情を出さなければいけない中、暑く、体力的に大変な中、全力でやりきった姿は、すごく神々しかった」と田中の芝居をたたえた。その上で「あまり、そういう方にかける言葉は、なかなかないですけど、シンプルに『大変だったと思いますけど、僕はすてきな役だと思う』と」と田中にかけた言葉を明かした。

田中は「ありがとうございます」と感謝した。