朝ドラ&水10活躍中、乃木坂46山下美月が「やっぱりお芝居が好き」自覚したきっかけの作品は

女優、モデルとしても目覚ましい活躍の乃木坂46山下美月(撮影・鈴木みどり)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

乃木坂46山下美月(23)がドラマで大活躍している。放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインの幼なじみ望月久留美を演じ、17日スタートのフジテレビ系「スタンドUPスタート」(水曜午後10時解禁です)にも真面目な銀行員役で出演中。もちろんグループ内でもエース格の1人として欠かせない存在だが、本格化してきた「女優・山下美月」のキャリアをあらためて振り返ってみたい。

16年9月に3期生として乃木坂46に加入。整ったルックス、ファンへのサービスを欠かさないプロ意識もあり、人気を獲得していった。3期生全員が出演した17年2月の初舞台「3人のプリンシパル」では、オーディション形式の1幕を終えた後の観客投票で、2幕出演を勝ち取った回数が12人中2番目に多かった(トップは久保史緒里)。当時から期待の次世代メンバーだった。

選抜に定着した18年には映画初出演となった「日日是好日」で樹木希林さんと共演。翌19年にはテレビ東京系「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」でドラマ初主演。着実に場数を踏んでいったが、ソロ仕事との両立が困難となり、グループ活動の一時休止も経験した。

山下は「あの時は正直、この先もちゃんとお芝居を続けていけるとは思っていなかったです。余裕がなくて。自分、あんまり向いてないな…って思っていました」と当時を振り返った。「やっぱりお芝居が好きだ、と自覚した」のは、21年4月期のTBS系「着飾る恋には理由があって」だという。

「『着飾る』の現場に行ったら、もちろんすごいハードだし、スピード感とか、チーム全体に『すごっ!』って思って、感動しました。プロデューサーさんも監督さんもすてきな方で。そこから、自分の力で役をいただけるようになっていきたい、と強く思うようになりました」

21年の同時期にはテレビ東京系「じゃない方の彼女」にもヒロイン役で出演。濱田岳演じる大学准教授と不倫関係になる魔性系の女子大生を好演して話題となった。「ドラマを見てくださった方で、主婦層の方とか私のお母さん世代の方とかも『ミーグリ(オンラインミート&グリート)』に来てくださるようになったんです」と感謝した。

乃木坂46では昨年末にエースの齋藤飛鳥(24)が卒業し、最後の1期生となったキャプテン秋元真夏(29)も来月26日に卒業を控える。初期のグループの顔・生駒里奈(27)や、一時代を築いた白石麻衣(30)も西野七瀬(28)も、もういない。3、4、5期生が中心となり人気を持続してはいるが、一般層にまで広く知られるメンバーが限られるのも事実だ。

「知名度」の点でも、山下は今の乃木坂46を引っ張る存在だろう。特に、幅広い層が視聴する朝ドラに現役メンバー初のレギュラー出演を果たしたのは大きい。今もドラマの掛け持ちで多忙な日々を送るが「やっぱりいろんな役やらせていただけて、初めての役にどんどん出会えるっていうのは、すごく幸せで、生き生き仕事ができて楽しいです」と意欲は全く衰えない。

「NHK紅白歌合戦」などハードスケジュールの年末を終えた元日には、自身のインスタグラムでうさぎ年にちなんだ書き初めを披露した。

「耳を長くしてお仕事待ってるピョン」

7月に24歳を迎える年女が、今年も貪欲にジャンプアップする。【横山慧】