前澤友作氏が監修、日本国内の恋活・婚活マッチングアプリ初シングルマザー限定アプリ誕生

前澤友作氏が監修し、27日にリリースされた、日本国内における恋活・婚活マッチングアプリとして初のシングルマザー限定のアプリ「coary」

ZOZO創業者でスタートトゥデイ代表取締役の前澤友作氏(47)が監修した、シングルマザー限定の婚活・恋活マッチングアプリ「coary(コアリー)」(マッチングトゥデイ)が27日、リリースされた。日本国内における恋活・婚活マッチングアプリとしては、初だという。

「coary」は、子どもの年齢層、性別、人数の表示、元配偶者との関係性など、相手に事前に理解して欲しい内容を入力できる、既存のアプリにはないプロフィル項目を用意。また、都合のつく曜日、時間を設置、表示できる機能があり、効率よくコミュニケーションを取れる。さらに、質問に回答するだけで自身の価値観に合うお相手を推奨してくれる「コアリーアテンダント」を搭載している。

前澤氏は、新型コロナウイルスの感染拡大で自粛期間が続いた20年5月に、子供の学校の休校などで仕事が出来なくなるなどして苦境に陥った、ひとり親の支援策として「前澤友作ひとり親基金」を創設。現金10万円を1万人のひとり親に配る施策を行った実績がある。

今回の「coary」リリースについて、コメントを発表。「これまでいろいろな活動を通してシンママの方々のサポートをさせていただくうちに、単なる金銭的な支援ではなく、ヒトや社会とのつながりを望む方が多くいらっしゃることを知りました。一方で、子どもがいることで新しい出会いに踏み出す勇気が出なかったり、子育てに奮闘するあまりそういった機会に巡り合えなかったりする方も多くいらっしゃいます。『coary』が、そのような方々の背中を押してあげられるサービスになることを期待しています!」。

「coary」開発のきっかけは22年2月に、前身となる大人の恋活応援マッチングアプリ「オトコイ」β版をテストリリースしたことだった。オープニングユーザーを募集したところ、限定600名の枠に約8000名のエントリーがあるなど反響が大きく、2カ月のテスト運営のデータやユーザーへのインタビューなどを通し、恋活・婚活をする上でのシングルマザーを取り巻く環境や課題、シンママ自身がパートナーに求める多様な価値観などが明らかとなった。そのことで、シンママに特化したマッチングアプリの必要性を感じ開発に至った。

シングルマザーが安心、安全に利用できるサービスを提供するため、一般社団法人日本シングルマザー支援協会と提携し、同協会会員へのインタビューなどを通し、プロフィル機能やメッセージ機能などシングルマザーが真に求めるサービスを追求する。

日本シングルマザー支援協会の江成道子代表理事も「子育てと仕事の両立に追われ、自分のための時間をつくるのが難しいシングルマザー。そのような環境でも、ひとりの女性としての人生も大事です。日本シングルマザー支援協会は、女性の自立をサポートする中で、女性自身の幸福度を、経済的自立だけではなく精神的自立へとつながる環境作りも含めてサポートしていきたいと考えています。今回の『coary』の誕生は、時間に余裕のないシングルマザーでも、安心で安全な環境の中で恋活や婚活ができるようになります。安心できる環境の中で、自分らしさを再確認しながら幸福度を高めることができると感じ、開発に協力させていただきました。シングルマザーにとって安心できる環境は重要であり、また簡単には見つけられないもの。開発に向けての時間の中でも、シングルマザーの座談会ではしっかり耳を傾けてくださり、今後『coary』を利用するシングルマザーの立場に立ってて、という視点を大事にしてくださいました。シングルマザーにとっては『寄り添ってくれるサポート』こそが自分らしくいられる場所になります。パートナーを必要とするたくさんのシングルマザーに『coary』を利用していただくことを願っています」とコメントした。

「coary」のアプリリリースを記念し、期間中にアカウント登録をしたシングルマザーを対象に、抽選で100名様に「自分磨き支援金」として1万円をプレゼントする。事前にシングルマザー約200名にアンケートを実施し、キャンペーン特典の希望を聞いた結果、77・6%が「子ども優先で自分にお金をかけられないシンママのための自分磨き(美容・ファッションなど)」と回答し、最も多かった。さらに、96%のシングルマザーが自分磨きの支援を受けることで、「恋活や婚活に前向きになる」と回答した。そのことを受けて、キャンペーンを実施するに至った。