木村拓哉、綾瀬はるか出演「レジェンド&バタフライ」週末興行ランキング1位発進

26日、映画「レジェンド&バタフライ」初日舞台あいさつに登壇した綾瀬はるか

木村拓哉(50)が主演し、綾瀬はるか(37)がヒロイン役を務める映画「レジェンド&バタフライ」(大友啓史監督)が、週末興行ランキングで1位を獲得した。

27日に全国公開し、3日間で興行収入4・9億円、37万人動員を記録した。今映画の配給会社である東映の実写映画「翔んで埼玉」(19年公開)との公開3日間の興行収入対比で150%を記録。東映歴代実写映画興行収入1位の「男たちの大和/YAMATO」(05年公開)とのオープニング3日間対比でも117%を記録と、好スタートを切った。

「レジェント&バタフライ」は、東映70周年記念映画で、総事業費20億円をかけた大作。「LEGEND」は“魔王”と恐れられた木村演じる信長、「BUTTERFLY」は「帰蝶」とも呼ばれた綾瀬演じる濃姫を指す。脚本は古沢良太氏。政略結婚という最悪の出会いから、真の夫婦となり天下統一を果たすまで、激動の時代を生き抜いた男と女の30年の軌跡と、本能寺の変の“謎”を描き切っている。

SNS上では「日本映画の底力を見せつけてくる映画」「これからの日本の映画は全て時代劇でいいんじゃないかと思えるくらい素晴らしかった」といった称賛の声や、「私が観たかった織田信長と帰蝶だった」「本能寺の変は歴代最高なのでは?」など物語や結末に対しての絶賛の声も多く寄せられた。

老若男女の幅広い層に支持されているといい、東映は歴代実写映画ランキング3に食い込む、最終興行40億円超えを見込んでいる。