理美容・医療設備や化粧品などを展開するタカラベルモント(大阪・中央区)は10日、「SNSで拡散された産婦人科検診台での迷惑行為に関して」とした声明文を公式ホームページに掲載し、不適切動画を投稿した性教育ユーチューバーに強く抗議した。
同社は「2023年1月9日(月)に、SNS上において、産婦人科で使用される検診台を使って撮影された不適切動画が投稿され、拡散している状況が判明しました」と報告。「当該製品は、産婦人科における診断・処置に使われる医療機器です。また、撮影された施設は、人間の命や性についての正しい理解と啓発を行うための施設であり、教育の場としても活用されている施設です」と説明した上で、「しかしながら、今回のSNS上での投稿は、誤った機器の取り扱い方、並びに多くの患者様への誤解を生むような表現であるばかりでなく、人間の性に対する尊厳を傷つけるものであり、到底許容できるものではありません。大変遺憾に思うとともに、強く抗議致します」とした。
続けて「弊社では、SNS運営会社に対し、上記内容の抗議と投稿の削除を要請すると共に、SNS内での不適切動画投稿への監視徹底を厳正にお願い致しました」とした。
問題となっているのは、「性教育ユーチューバー」として活動する「しょご先生」の1月9日のツイート。群馬県にある「命と性ミュージアム」を訪れたことを報告するとともに、同ミュージアム内で産婦人科検診台を使用した動画をアップして、「足上がり過ぎてセックスどころじゃないセックスマシーンw #群馬のセックスミュージアム」などと記していた。
この投稿に対し、ツイッターユーザーからは「どんな気持ちで笑ってどんな神経だったら笑える!?ましてや医療器具をセックスマシーンと言うのが理解できない」「毎月嫌な気持ちで乗って、痛い思いをしている身としては見ていてとても不快ですね」「誤った情報撒き散らすなら先生名乗らないでください。患者は病気や出産のためこの台に乗りたくないのに乗らなきゃいけないんです」といった批判の声が少なからず寄せられていた。