急死の東映手塚治社長を松竹迫本社長が追悼「つい先日まで会議でもご一緒…本当に信じられない」

日本映画製作者連盟の新年記者発表に出席した、左から松竹の迫本淳一社長、東宝の松岡宏泰社長、映連の島谷能成会長、東映の手塚治社長、KADOKAWA夏野剛社長( 2023年1月31日撮影)

東映は14日、手塚治(てづか・おさむ)社長が62歳で亡くなったと発表した。松竹の迫本淳一社長は同日、追悼コメントを発表した。

先月31日に、日本映画製作者連盟(映連)の新年発表会で手塚さんと同席した迫本社長は「闘病されていたとはお聞きしてましたが、最近はお元気になられて、つい先日まで会議でもご一緒しておりました。突然の訃報に接し、本当に信じられない思いです」と胸中を明かし「これから映画興行をご一緒にますます盛り上げていきましょうと話していた矢先で本当に残念でなりません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。

東映は14日に手塚社長の訃報を発表。「以前より病気治療中でしたが、詳細は確認中につき分かり次第ご連絡致します」と説明し、通夜・告別式は近親者による密葬を予定しているとした。喪主は母・手塚美津子(てづか・みつこ)さんが務める。お別れの会などは後日開催予定だが、詳細は未定。また、多田憲之会長(73)が社長を兼任することをあわせて発表した。

手塚社長は、1983年(昭58)に青学大文学部卒業後、同年4月に東映に入社。テレビドラマのプロデューサーとして辣腕(らつわん)を振るい、1985年(昭60)のフジテレビ系「スケバン刑事」シリーズ、95年のテレビ朝日系「味いちもんめ」、99年からテレビ朝日系で放送の「京都迷宮案内」シリーズ、「科捜研の女」シリーズなどを手がけた。映画「大奥」(06年)や、先月公開の木村拓哉主演映画「レジェンド&バタフライ」のプロデュースにもかかわった。