木崎ゆりあ「今はとにかく元気」フリーから新事務所に所属し女優として本格再始動

女優本格復帰し笑顔でガッツポーズする木崎ゆりあ

元SKE48/AKB48の木崎ゆりあ(27)が、ABC/テレビ朝日のドラマ「ひともんちゃくなら喜んで!」(ABC=日曜午後11時55分、テレ朝=土曜深夜2時30分)の第6話(18、19日放送)と第7話(25、26日放送)に出演することが16日、分かった。

このほどインタビューに応じ、新たに芸能事務所「am合同会社」に所属し、女優として本格再始動する決意や意気込みを明かした。

「ドラマの現場は久しぶりだったので緊張もしましたが、アイドル時代から顔見知りのスタッフさんもいらっしゃって、復帰するにはすごくありがたい作品でした」と感謝した。劇中では、犬飼貴丈(28)演じる佐京紫織が経営するアパレル会社を辞めてしまった女性、小峰涼子を演じる。会社を立て直すために何が必要か、退職者の立場から助言などをしていく役どころで「しんが強い女性で、新しく、また一歩を踏み出すタイミングの自分とリンクする部分もあります」と説明した。

木崎は09年にSKE48に加入し、AKB48への移籍を経て17年に卒業した。複数の作品に出演したが、体調を崩し、21年10月に当時の所属事務所との契約を終了。その後はフリーとなり、仕事を控えていた。「休んでいた時期、舞台でご一緒したNON STYLE石田(明)さんや、同期の須田(亜香里)とか、たくさんの人たちに支えてもらいました。自分と付き合っていく方法を学んだので、これからはちゃんとコントロールしてお仕事に臨みたいです。今はとにかく元気です!」と笑った。

「もともと童顔なんですけど、27歳になって、人妻とかお母さんとかいろんな役もできる年齢になってきたと思います。名脇役じゃないですけど、どの作品にいても違和感ないような、必要としていただける女優さんになりたいです」

帰って来た「ゆりあスマイル」を携え、あらためて挑戦の1歩を踏み出す。【横山慧】

◆木崎(きざき)ゆりあ 1996年(平8)2月11日、愛知県生まれ。09年に3期生としてSKE48加入。14年にAKB48に移籍。「おっさんずラブ-in the sky-」「教場」などのドラマや「熱海殺人事件」などの舞台に出演。156センチ。血液型O。