戸次重幸、妻の市川由衣から「ベランダ作家」 作&演出&出演の4年ぶり新作アピール

演劇「幾つの大罪」をPRするTEAM NACSの戸次(撮影・中島洋尚)

TEAM NACS(チームナックス)の戸次重幸(49)が16日、作・演出・出演をこなす公演「幾つの大罪~How many sins are there?~」を札幌市内でPRした。「テーマは重めですが、いい感じでエンタメして、ゲラゲラ笑える作品」と、紹介した。

物語は、主役の雑誌記者が拘置所で死刑囚を取材する場面から始まる。須賀健太(28)、馬場ふみか(27)ら注目の俳優たちが、いずれも個性的なキャラクターの登場人物を演じる。

本公演は、大泉洋(49)らチームナックスの5人が、自分の表現したい世界を形にするソロプロジェクト「5D2-FIVE DIMENSIONS 2-」の第2弾。各自の仕事は「干渉しないし、わからない」というが、大泉とは、水曜深夜HTB放送の「おにぎりあたためますか」で共演中のため「『紅白の司会はこうでさ』とか『大河はこんなところが大変だった』みたいな話しは撮影中にしましたが、情報量は視聴者と同じ」と笑った。

天気の良い日は決まって自宅のベランダで脚本を書いたため、妻で俳優の市川由衣(37)には「ベランダ作家」と呼ばれたそう。戸次は「とある映画のワンシーンを(演劇内で)やりたいと思い、『設定をどうしようか』『オチをどうしようか』という風に、中間を決めて、前後を考えた作品。どんなシーンかは劇場を楽しみにしてください」と、4年ぶりの新作をアピールした。【中島洋尚】

◆「幾つの大罪~How many sins are there?~」 4月に東京で11公演、大阪で4公演の後、5月5~7日まで札幌・カナモトホール(中央区北1西1)で計3公演。チケットの一般発売は3月18日午前10時からで、ローソンチケットWEBサイトのみ。全席指定8500円(税込み)。詳細、問い合わせはクリエイティブオフィスキューのホームページへ。