ZARDトリビュートバンドの女性3人組、SARD UNDERGROUNDが、22日に初の卒業ソングとなるシングル「卒業式」をリリースする。このほど日刊スポーツの取材に応じ、曲に込めた思い、新しい出会いや別れを迎える人らへのメッセージなどを語った。
◇ ◇ ◇
SARD UNDERGROUND初の卒業ソング。作詞したボーカル神野友亜(22)は「新しい一歩を踏み出す春、入学する人も卒業する人も、そうではない人も、新しい気持ちで前向きに踏み出せる曲になったと思います」と語った。
ポジティブなサウンドとメロディーにのせ、卒業式を境に広がる未来への期待や少しの不安を繊細につづったミディアムナンバーだ。ネガティブな気持ちをつづる歌詞が並びつつ、サビの部分ではポジティブで前向きな言葉になる。神野は「自分が落ち込んだ時に書いた言葉を使っています。落ち込んだ時のまっすぐな言葉を書くので寄り添えるというか、共感してもらえるかなと思って」と作詞へのこだわりを明かした。
そんな卒業ソングにちなんで神野、ベースの杉岡泉美(23)、キーボードの坂本ひろ美(27)が人生の岐路を迎える人々へ伝えたい思いを語った。
神野 「この先の人生は宝探し」のワンフレーズをゴリ押しです。この言葉、不安な時とかに聞くとワクワクに変わりませんか? 皆さんに前向きになってもらいたいし、心にとめて生きて欲しいなと思います。
杉岡 「やらずに後悔するよりやって後悔する方がいい」という歌詞です。新しい学校や会社に入ったりして環境が変わると思うけど、怖がらずにやりたいと思ったことにチャレンジするのが大事だと思います。
坂本 私も2人のように希望や夢を持って頑張って欲しいし、自分らしく生きて欲しいなと思います。人それぞれ違うから、やりたいと思うことをやるのもそうだし、自分らしく輝いて生きて欲しいなと思います。
デビューから3年以上がたち、知名度を広げ続ける「SARD-」。神野は「私たちのオリジナル曲で好きになった方にZARDさんの楽曲を届けたいし、ZARDさんのファンの方にはもっとオリジナル曲を知ってもらいたい。もっともっと頑張らないとですね」と意欲をみせる。自身らにとっても、今曲は新たなステージへの第1歩になる。【佐々木隆史】
◆SARD UNDERGROUND(サード アンダーグラウンド) ボーカル神野友亜、ベース杉岡泉美、キーボード坂本ひろ美の3人組。07年に亡くなった坂井泉水さんボーカルのZARD所属のレコード会社「ビーイング」のレッスン生で、勉強のためにZARDのカバーを行う中で、ZARDプロデューサーの長戸大幸氏が「ZARDの作品を後世に伝えていってくれる存在」と評し19年1月結成。同9月にZARDのカバーアルバムでメジャーデビューした。バンド名はZARDの「Z」を反転させて「S」に。