韓国の7人組男性グループ「NCT DREAM」が19日、京セラドーム大阪で、日本ツアーファイナル公演「THE DREAM SHOW2:In A DREAM」を開催した。昨年11月に愛知などで開催したアリーナツアーの追加公演。グループ初の単独ドーム公演で、アリーナと合計すると4都市8公演で計17・4万人を熱狂させた。
前方のスクリーンで、10カウントダウンが始まる。新型コロナウイルスによる規制が緩和され、声出しはOKだ。会場のシズニ(ファンの通称)のボルテージはマックス。エレベーターのセットなど、7地点に分かれメンバーが登場し、「Glitch Mode」の日本語バージョンで幕を開けた。ジェミン(22)がハートを決めると、ファンの悲鳴で会場がゆれた。
会場いっぱいに埋まったファンを見渡し、リーダーのマーク(23)は「みなさん、来てくれて本当に本当にありがとうございます」と日本語で感謝を伝えた。ヘチャン(22)は「エネルギーを惜しみなく注ぎたいです」と意気込み、ロンジュン(22)は「今日は天井が割れてしまうくらい、思い切り楽しむことを約束しましょう!」と盛り上げた。
グループ初のドーム公演となり、ジェノ(22)は「オープニングステージでエレベーターに乗って上がる時に、僕たちは初めて観客を見られるんですけど、本当に天井に届くくらいまでのペンライトの光景が見れるので、本当に緊張もするんですけど、本当に胸があつくなりました」と感激した。そして「本当に多くのファンのみなさんが、大切な貴重な時間を割いて僕たちのコンサートに来てくださるだけでも本当にありがたくて、幸せな事だと思っています」と感謝した。
この日が3日目の公演となり、間では大阪のグルメを満喫したという。チョンロ(21)は「すき焼き本当においしいです!」と日本語でアピール。「大阪のすき焼きは、他のところと少し違う気がするんです。味が違って格別ですい。そして、A5ランクの和牛が本当においしかったです」とニッコリ。ラーメンの人気店「一蘭」にも行ったという。ロンジュンは「一蘭を見ると、どうしても行ってしまいますね。でも、あまりにも人が多くて食べられませんでした」と落ち込んだ。
同グループは16年8月に平均年齢15歳で韓国デビューし、活動歴は長くメンバー間の絆も深い。チソン(21)は「昔から夢だったツアーを7人で回れて、エネルギーがより、あふれていると思います。とりあえず楽しくて、どんなことがあっても力がわいてきて、続けていられます」と絆の深さを明かした。
デビュー当時から成長した点について、ジェミンは「僕たちはまだ成長していません」とジョークもたっぷり。その上で「もちろん、ステージの上や実力の面では成長していると思いますが、僕たちが話している姿を見ていただければ、まだ成長していないことが分かって頂けると思います」とし、「結論としては、僕たちは誰よりもかわいくて、愛らしいところがあると思います」といたずらに笑った。
ライブは約3時間半で、今月8日に発売した日本デビュー曲「Best Friend Ever」を世界初披露。ほかにも、代表曲「Hot Sauce」など、全32曲を披露した。アンコールでは、ファンからのサプライズ動画が流れ、その後にファンが「Best Friend Ever」と一斉に叫んだ。メンバーは「本当に想像していませんでした」「泣きそうでした」と感激。ジェミンは「日本デビューもしたので、これからたくさん会えると思います。これからも末永くよろしくね、僕たちは『Best Friend Ever』やでー!」と関西弁で感謝した。
「夢」を体現するNCT DREAMが、約4万人に夢のような時間をプレゼントした。【佐藤勝亮】
◆NCT DREAM 「活動グループ、メンバー数の制限がない」という新しい概念のグループ「NCT」から派生した7人組。16年8月に平均年齢15歳で韓国デビューし、今月8日「Best Friend Ever」で日本デビュー。初週売り上げ18・3万枚を記録しオリコン週間ランキングで1位に。アルバムを発売すればミリオンヒットを連発。昨年のアルバムの売り上げは560万枚以上を記録した。今年1月行われた韓国の授賞式「第32回ソウル歌謡大賞」(日本でいうレコード大賞)では初の大賞を受賞した。NCTは「Neo Culture Technology」の頭文字。他に「-U」「-127」「WayV」が派生ユニットとして世界中で活躍している。
◇メンバー略歴◇
◆マーク 1999年8月2日、カナダ生まれ。リーダー
◆ロンジュン 2000年3月23日、中国生まれ
◆ジェノ 2000年4月23日、韓国生まれ
◆ヘチャン 2000年6月6日、韓国生まれ
◆ジェミン 2000年8月13日、韓国生まれ
◆チョンロ 2001年11月22日、中国生まれ
◆チソン 2002年2月5日、韓国生まれ