ジャニーズ退所発表の三宅健、ラジオ番組終了報告「3月25日の放送をもって卒業」退所は語らず

ジャニーズ事務所

三宅健(43)が25日、パーソナリティーを務めるbayfm「三宅健のラヂオ」(土曜午後10時30分)に出演した。

今月20日深夜にジャニーズ事務所退所を発表以降初の放送となり、3月25日放送で同番組が終了することを報告した。

三宅は番組の最後に「私、三宅健、そして『三宅健のラヂオ』からお知らせがあります。2005年4月にスタートしたこの『三宅健のラヂオ』なんですが、3月25日土曜日の放送をもって卒業させていただくことになりました」とあいさつした。

続けて「V6のデビューから10周年イヤーにスタートした『三宅健のラヂオ』。みなさまは愛を込めて『健ラヂ』と呼んでくださってくれましたけど、僕にとっても一個人としても、自分の言葉で語れる大切な大切な場所です。この番組で僕はおよそ18年という長い年月をともに過ごさせていただきました」と語った。

さらに「ほとんどの時間が拙い、くだらない話だったかもしれませんが、番組が始まった頃には『健くんから下ネタなんか聞きたくありません』とか、数々の叱咤(しった)激励を頂戴したこともいい思い出です。とても勉強になりました。『三宅健のラヂオ』、残すところあと4回の放送となりました。時間いっぱいフルに使って、みなさんと楽しんでお届けしたいと思います」とリスナーに感謝した。

ただ、この日の放送で退所について直接言及しなかった。

同番組は05年4月に毎週月曜深夜0時開始で始まり、昨年4月から土曜午後10時30分に移動した。

三宅は20日深夜、公式サイトなどで今年5月2日をもって約30年間所属したジャニーズ事務所を退所すると発表した。「一からさまざまなことに挑戦していく次のステージへ向かうため、このような決断に至りました」と伝え、「初めてファンレターをいただいた日のことは忘れることはできません」などと感謝していた。

また「ジャニーズとして、ジャニーズファミリーの一員として活動してきたこの30年間は、私にとってかけがえなのない宝物です」とつづり、退所後について「少し充電のお時間をいただきます。ファンの皆さまとは必ず会える日が来ることをお約束しますので、楽しみに待っていていただけるとうれしいです」と呼びかけていた。

93年5月にジャニーズ事務所入り。95年11月にV6としてデビュー。21年11月のV6解散後はソロで活動。昨年10月からは初のソロ全国ツアーも開催した。